くらし まちのわだい 8月号

■6/10 町のしくみと政治を学ぶ
ー井田小学校が町議会定例会を初傍聴ー
井田小学校の6年生21人は6月10日、紀宝町議会の第2回定例会を傍聴しました。
これは、町のしくみと政治を学ぶ社会科見学の一環として、町の課題を話し合う議会を実際に見て、しくみを知るきっかけとなることを目的に開催されました。
町議会での児童の傍聴は初めてであり、児童たちは静かに傍聴席に座り、議員の一般質問を見学しました。町の人口減少や放課後児童クラブ「きほっこ」、集中豪雨による被害などの一般質問と町の答弁を真剣な表情で聞いていました。

■6/10 税は「社会を支えるための会費」
ー鵜殿小学校で租税教室を開催ー
町は6月11日、鵜殿小学校の6年生を対象に「税金ってなんだろう?」と題して、租税教室を開催しました。
これは、普段支払っている消費税などの税金がどのように使われているのかを知り、税金の必要性を理解してもらうために尾鷲税務署が中心となって毎年開催しているものです。
町職員が消費税など身の回りの税金について話したほか、税金の役割を伝える「マリンとヤマト不思議な日曜日」というビデオを視聴し、税金は「みんなの社会を支えるための会費」と伝えました。
授業を受けた児童たちは「税金がなくなると大変になると思った」などと税のしくみや大切さを学びました。

■6/18 水難事故に備えて
ー操船・救助訓練を熊野川で実施ー
町と熊野市消防署紀宝分署、紀宝警察署は6月18日、北桧杖地内の熊野川で操船・救助訓練を実施しました。
これは夏の出水期に入り、遊泳などによる水難事故に備え、現場での救助活動の迅速化や関係機関との連携強化を図るため毎年行われているものです。
訓練に先立ち、熊野川体感塾の谷上(たにがみ)塾長が船の点検や操船方法に関して説明し、参加者たちは熊野川に設置されたブイの間を航行する操船訓練を行いました。その後、実際に川に人が流された状況を想定し、船で近づいて引き上げる救助訓練を実施しました。

■6/19・20 必ずくる、大規模自然災害への備え
ー成川・井田地区でワークショップを開始ー
町は6月19日、まなびの郷で第1回成川地区のワークショップを、6月20日には、井田公民館で第1回井田地区のワークショップを開催しました。
19日の成川地区のワークショップは、南海トラフ巨大地震に備え犠牲者ゼロを目指し、各地区独自の「地震・津波ルールブック」を作成するための取り組みが行われました。20日の井田地区のワークショップは、風水害に備えて、身を守るための防災行動をあらかじめ定めた地区版風水害タイムラインを策定する取り組みが行われました。
参加者たちは、グループごとに避難方法、対策などを話し合い、地域でできる備えについて理解を深めました。

■7/4 町地域医療研修センターの認知度向上のため
ー一原さんをみらいドクターに認定ー
町は7月4日、町地域医療研修センターで地域医療実習を行った鹿児島大学の一原愛心(いちはらこころ)さんを紀宝町公認「みらいドクター」に認定しました。
みらいドクターは、認定を受けた方に町の魅力を広く発信してもらうことで、町地域医療研修センターの認知度を向上し、実習希望者を増加させることを目的に認定するものです。
認定式では、萬浪副町長から認定書が手渡され、みらいドクター第3号として任命された一原さんは、「自分や身の回りの人、地域の人、どちらも大切にできる医者になりたい」と意気込みを話していました。

■7/7 さまざまな願いを短冊に込めて
ー成川(中村地区)で七夕の笹を受け入れー
成川の中村町内会は7月7日、町商工会青年部の協力のもと、就業改善センター駐車場で七夕飾りの笹を受け入れました。
同町内会では、30年以上前から七夕祭りを開催しており、焼きそばやかき氷などの屋台も並びました。
当日は、午後5時前から家族と一緒に笹を持った子どもたちが訪れ「サッカー選手になりたい」、「いろんなスポーツが上手になりますように」、「友だちがいっぱいできますように」などさまざまな願いを込めた短冊が飾られた笹を置いていきました。
その後、子どもたちは金魚すくいやヨーヨー釣りなどに挑戦し、楽しんでいました。