くらし 「石田の一本松」 37年ぶり伝承通りの姿に

石田町石田川沿いに「石田の一本松」があります。
元亀(げんき)争乱(1570~1573年)で織田信長(おだのぶなが)に敗れた佐々木六角(ささきろっかく)氏の武士が祀(まつ)られた際に植えられたとされています。
昭和63年の台風で折れてしまい、子孫となる2本の松を植えました。松は立派になりましたが「一本松なのに2本とは妙ではないか」とのことで、6月27日に地域の人たちが1本を伐採しました。
名前の通り一本松になった塚に、参加した住民は「一本松は住民のシンボルでした。これからも大切にしていきたい」と話していました。