くらし 共生社会の実現を!

◆コミュニケーションの壁をなくす
手話を含む多様なコミュニケーション手段を用いて、お互いの気持ちを理解し合う機会を確保することは、共生社会に課せられた責務となっています。
市では令和3年10月1日に「甲賀市手話言語及び情報・コミュニケーション促進条例」を施行しました。
この条例は、手話が言語であることを理解するとともに、障がいの特性に応じた多様なコミュニケーション手段の利用を促進し、障がいの有無によって分け隔てられることなく、障がいのある人もない人も互いに認め合い、共に生きる社会を実現することを目的として制定されました。
多様なコミュニケーション手段とは手話のみでなく、筆談や点字をはじめ、口話や身振り・手振りなど、多種多様な伝達手段のことを言います。
市では、現在多言語通訳や音声筆談・文字入力(チャット)を行うKOTOBAL(コトバル)を導入しています。透明ディスプレイを活用し、翻訳後の文字をリアルタイムで表示することで、円滑なコミュニケーションを実現しています。
人々が互いに情報を伝達し、心を通わせて理解し合える社会の実現に努めましょう。

問合せ:障がい福祉課
【電話】69-2161【FAX】63-4085