子育て ひのっこだより

町内の幼稚園や保育所・こども園、小・中学校での子どもたちの様子や特色ある取り組みの内容を紹介していきます。

◆必佐小学校学校
教育目標:目標に向かって粘り強く取り組み心豊かにたくましく生きる子どもの育成
全校児童は279名(5月1日現在)です。
本校では、「学ぶ意欲やわかる喜びにあふれた、魅力と活力のある学校」「互いに認め合い、一人ひとりが生かされる温かい学校」「地域の教育資源を生かし、保護者や地域と協働する開かれた学校」をめざし、教育活動に取り組んでいます。

◇アメリカ人教育関係者視察
アメリカコネチカット州から教育関係者19名が来校されました。高学年と一緒に給食を食べて「給食は彩りがよく、ヘルシーだ」と皆様に好評でした。「日本食で好きな食べ物は何ですか」など、外国語の授業で学習した英語で質問をする子どもたちの姿を見ることができました。給食後、掃除の様子も見学されました。

◇助産師による「命の学習」
本校では、自分の心と体についての理解を深め、よりよい自分をめざして成長していけるように学級活動や保健学習において、命に関する指導をしています。助産師の小辰葵(こたつあおい)さんを講師として招き、発達段階に合わせて、性に関する内容や命の大切さをより専門的な見地からお話をしていただきました。

◇環境美化委員会 花の苗植え
株式会社コメリ様の「コメリ緑基金」に応募して、環境美化委員会の児童が花壇に日日草の苗を植えました。コメリの従業員の方に苗の植え方を教えていただき、日赤奉仕団の皆様にもお手伝いいただきました。「花いっぱいの学校になあれ」そんな願いを込めて、委員会の児童が水やりなどのお世話をします。

◆桜谷小学校学校
教育目標:一人ひとりが 喜びと充実感を 味わえる学校 ~あたたかい人間関係をとおして~
町内で最も児童数が少ない小学校で、全校児童は81人です。「好きです!桜谷やる気笑顔元気」をめざす子ども像とし、ふるさとを知り、ふるさとを好きと思える子どもを育てています。
昨年度創立150周年を迎え、今年度も地域の皆様と協働し、「地域に開かれた学校」を推進していきます。

◇田植えとサツマイモの苗植え~地域の皆様の協力で実施~
地主様をはじめ地域の皆様や保護者ボランティア、桜谷地域農村RMO推進協議会やJAの皆様など、多くの方々の支援のもと実施することができました。田植えは5年生がリーダーとなり3・4年生とともに、サツマイモの苗植えは6年生がリーダーとなり1・2年生とともに取り組みました。
地域の皆様との共同作業をとおして、栽培することの意義や価値を感じ、栽培で得た食材を大切にいただく気持ちが育っていくことでしょう。秋には森のレストラン(収穫祭)を開催し、収穫した米やサツマイモを使って子どもたちが調理し、お世話になった地域の皆様をおもてなしする計画です。

◇桜谷の自然はすごい~絶滅危惧種のコシアカツバメ~
裏山を中心に自然豊かな桜谷小学校は、「愛鳥モデル校」です。絶滅危惧種のコシアカツバメが東南アジアから毎年たくさん飛来し、巣を作ることでも知られています。
4年生を対象に、県自然環境保全課の方を講師に「愛鳥学習会」を実施しました。校舎の外壁の、とても高い位置に作られている巣を双眼鏡でじっくりと観察し、見慣れているコシアカツバメが、実は大変珍しい鳥類であることを実感しました。

◇異学年交流を大切に~小規模校のよさを生かしたたてわり活動~
学年の人数が少ない分、異学年とのつながりが強いことも桜谷小学校の特長です。
「人権の花(サルビア)」の栽培やたてわり遊びなど、縦のつながりを大切にする機会をたくさん設けています。
今年度は10月に運動会を実施します。運動会に向けて、たてわり集団で応援やリレーの練習に力いっぱい取り組むことをとおして、子どもたちがより協力し合える小学校にしていきたいものです。

問い合わせ先:教育委員会事務局 学校教育課
【電話】0748-52-6564