- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県愛荘町
- 広報紙名 : 広報あいしょう 2025年7月号
愛荘町内の各小学校では、子どもたちが「育て」「収穫し」「食べる」という一貫した体験学習を通じて農業への関心を高め、理解を深めることを目的に「たんぼのこ」事業を実施しています。
ゴールデンウィーク前後には町内4つの小学校で田植え体験が行われました。
4月30日には愛知川小学校の5年生が、農事組合法人ドリームアグリ沓掛の協力のもと、沓掛の田んぼで田植えを実施しました。
5月8日には秦荘東小学校の5年生が、農業ボランティアの協力を受けて、小学校敷地内の田んぼで田植えを実施しました。
5月9日には愛知川東小学校の全校児童が、農業ボランティアや学校応援団の方々の協力を得て、豊満の田んぼで田植えを実施しました。
そして5月13日には秦荘西小学校の5年生が、東びわこ農協の方々のサポートのもと、長塚の田んぼで田植えを実施しました。
初めて田んぼに足を踏み入れた子どもたちは、「泥の感触が面白い!」「泥が冷たくて気持ちいい!」と驚きの声を上げながらも、農家の方々のアドバイスを受けながら、目印に沿って1苗1苗丁寧に植えていきました。
田植え体験を終えた児童たちは、「田んぼの中が思ったより深くて歩きにくかった」「苗を植える作業は集中力が必要だった」と話していました。
児童たちはこれらの活動を通して、農業の大変さや食の大切さを学び、地域の自然や人とのつながりを実感しました。