くらし まちのわだい(1)

■無限に広がるエネルギー 現代アート展
4月2日から29日まで、るーぶる愛知川にて現代アート作家・西村のんきさんの展示「Xな時間」が開催されました。
会場には、和紙に「×」を幾重にも塗り重ねたタペストリーが吊るされており、重なり合う「×」が無限に広がるエネルギーを放つ作品として来場者の目を引きました。
西村さんは、芸術家団体「AT ARTS」の代表としても活動されており、近江八幡市の寺で海外アーティストと共にアート展を開催するなど、国際的な文化交流にも積極的に取り組まれています。
来場者は、作品から放たれる力強いエネルギーに圧倒されていました。

■NEWキャラクター「愛荘町フレンズ」
4月4日、愛荘町の魅力を発信する新しいキャラクター「愛荘町フレンズ」のお披露目式が、役場本庁舎で行われました。
「愛荘町フレンズ」は、愛荘町の穏やかな風情や伝統的な文化を伝えるキャラクターで、愛荘町観光協会の依頼により、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」の原作者・もへろんさんがデザインを手がけられたものです。
もへろんさんは、「デザインの世界観を考えるために何度か愛荘町を訪れ、町で大切にされている特産品をもとにデザインしました。皆さんに愛されるキャラクターになってほしいです」と話されていました。

■秦荘中学校 個性豊かな作品が勢ぞろい
4月5日から4月30日まで、秦荘中学校美術班による作品展が役場秦荘支所で開催されました。
今回のテーマは「私たちの個性はみんなの可能性」で、20名の部員たちが制作した力作が一堂に会し、会場は色彩豊かな作品で彩られました。
展示された作品の中には、美術コンクールで入賞した作品や、生徒たちが自らの感性や技術を存分に発揮して描き上げたオリジナル作品が並びました。それぞれの作品には、「自分の描きたいものを貫く」「新たな表現技法に挑戦する」「全国規模のコンクールでの入賞を目指す」といった生徒たちの強い思いが込められており、観覧者の目を引きつけました。
来場者は、「中学生とは思えないほどの表現力と熱意を感じました」「一つひとつの作品から生徒たちの個性が伝わってきて感動しました」と話されていました。

■アスリートが語る夢と挑戦
4月16日、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ愛荘町実行委員会の第3回総会をハーティーセンター秦荘で開催しました。
本総会では、記念講演会を設け、アーチェリー競技の第一線で活躍するオリンピック選手の武藤弘樹さんと、アーチェリー競技パラリンピック選手の上山友裕さんをお迎えし、愛知高等学校アーチェリー部顧問の杉本新也さんがファシリテーターを務められました。
選手のお二人は、それぞれの競技生活を通じて培った経験や挑戦の軌跡を語り、夢の舞台で戦うための心構えや競技の魅力を熱く伝えていただきました。
また、オリンピックの舞台裏でのエピソードや競技への想いなど、貴重な体験談が披露されました。
町では、これからも選手の皆さんを温かく迎え入れられるよう、地域一丸となって準備を進めてまいります。

■横断歩道の安全な渡り方を学ぶ 秦荘西小学校
4月18日、秦荘西小学校にて1年生を対象とした交通安全教室が行われました。
この教室では、島川駐在所の警察官や地域の方々から交通ルールの基本や安全に歩くためのポイントについて、分かりやすく教えていただきました。
また、実際に島川神社近くの横断歩道で、児童たちは2人ずつペアになり、横断歩道を渡る練習を行いました。横断歩道を渡る際には「左右の確認」「大きく手を上げる」「車がしっかり停止したことを確認する」といった基本動作を繰り返し練習していました。
児童たちは真剣な表情で警察官や指導員の声に耳を傾け、「車が止まったのを確認してから渡る」「手を上げて運転手さんに知らせる」など、交通安全の大切さを改めて学びました。

■美味しく大きく育てる!土と野菜作り
4月19日、地域おこし協力隊と町の共催による第2弾「これから始める土と野菜作り-実践編-」が役場本庁舎で開催され、住民や学校教員など60人が参加しました。
第1部の講座では、島本微生物工業株式会社の黒木要さんが、野菜の生育に効果的な土づくりの手法や、美味しい夏秋野菜の育て方を種類ごとに詳しく解説され、参加者は熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
続く第2部の実習では、地域おこし協力隊の葛谷美代子さんが「愛荘コンポストワールド」として実践している堆肥作りを紹介されました。
参加者は「生ごみの堆肥化に興味が湧きました。毎回楽しいです」「美味しい野菜を作りたいです」といった感想を述べ、次回の開催にも期待を寄せていました。