- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県愛荘町
- 広報紙名 : 広報あいしょう 2025年7月号
■地域の伝統 堅井之大宮例祭
4月20日、堅井之大宮例祭が行われました。
明治時代から続くこの伝統行事は、五穀豊穣と氏子の繁栄を祈る祭りです。コロナ禍以降は規模を縮小していましたが、若衆の減少を受け、常安寺宮入実行委員会が立ち上げられました。
当日は子どもたちが「ヨーイヤセーノ!」の掛け声とともに芸山船を引き進め、各地域の曳山が華やかに飾られました。
そして、神社近くの十字路で曳山が集結し、若衆たちの迫力ある宮入りが行われ、祭りのクライマックスを迎えました。
参加者や観客からは「地域の誇りを感じました」「曳山の迫力に圧倒されました」と感想が寄せられ、例祭は大いに賑わいました。
■協賛をいただきました
4月22日、紅忠コイルセンター関西株式会社から、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ愛荘町アーチェリー競技開催への協賛として、のぼり旗200枚、うちわ300枚、ポケットティッシュ5,000個(総額33万円相当)が寄贈されました。
同社の福島取締役は「滋賀県、そして愛荘町でも国スポ・障スポが開催されるということで、今回協賛させていただきました。これからも地域に貢献していきたいと思います」と話され、有村町長から感謝状を受けられました。
協賛品は、2025年に開催される国スポ・障スポの機運醸成のために活用させていただきます。
■町の魅力発見!愛知高等学校出前講座
4月23日、ゆめまちテラスえちにて、愛知高等学校の1年生を対象に役場主催の出前講座を実施しました。
今回の講座では、生徒たちに地域への理解を深めてもらうことを目的に、愛荘町の魅力や歴史、地域資源について解説しました。
特に、愛荘町の観光スポットや特色あるお店の紹介では、生徒たちから「愛荘町にはこんなお店があるんだ」「ダイアンは愛荘町出身なんだ」と驚きの声が上がりました。
また、今年滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」についても紹介し、滋賀県のイメージキャラクター「チャッフィ」のサプライズ登場に、会場は大歓声と笑顔に包まれました。
この出前講座をきっかけに、生徒たちは身近な地域への新たな気づきを得るとともに、まちづくりへの関心を深める機会となりました。
■起業にチャレンジ☆愛知中学校
4月25日、愛知中学校の1年生を対象に「起業体験プログラム」の初回授業が行われました。
生徒たちは、町内で会社を経営するという設定のもと、1年かけて事業計画の立案から商品開発、実践販売、決算までの一連のプロセスを体験し、働くことの楽しさやビジネスの仕組みを学びます。
初回授業では、総務省地域力創造アドバイザーの中川直洋さんを講師にお迎えし、「君はなぜ学ぶのか」をテーマに講演が行われました。
中川さんは、「自分の得意なことや好きなことは、将来の仕事につながる可能性があります。だからこそ、今の勉強が大切です」と生徒たちへ熱いメッセージを伝えました。
生徒たちは「得意な教科が仕事に生かせるといいなと思いました」「小物を作るのが好きなので、身に付ける人が笑顔になるブレスレットを作って販売してみたいです」と話していました。
生徒たちの今後の取り組みに期待をしています。
■国スポを応援!のれんアート
4月25日から5月6日まで、「愛荘町町制施行20周年記念第17回中山道愛知川宿のれんアート」が中山道愛知川宿で開催されました。
今回のテーマは、今年滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」にちなみ、アーチェリーがモチーフとなりました。
会場には、アーチェリーの矢を引く瞬間の緊張感を描いた作品や、的に向かって一直線に放たれる矢の動きを捉えた作品など、多彩な視点で表現されたのれんが数多く並びました。
また、中山道の街道沿いに飾られたのれんは、歴史ある街並みに溶け込みつつも、カラフルな色彩と独創的なデザインで訪れた人々の目を楽しませました。散策する人々の中には、作品の前で立ち止まり、写真を撮影し、家族や友人と感想を語り合う姿も見られました。
■笑いの渦!「上方演芸会」公開収録
4月25日、ハーティーセンター秦荘にて、愛荘町町制施行20周年を記念したNHKラジオ番組「上方演芸会」の公開収録が行われました。会場は終始笑いの熱気に包まれ、和やかな雰囲気の中で進行しました。
演芸会では、漫才師4組が珠玉の漫才を披露し、軽妙なトークと息の合った掛け合いに、会場を埋め尽くした約370人の観客は大きな笑い声を響かせ、楽しいひとときを過ごしました。
来場者は、「テレビで見るのとは違い、臨場感があって迫力があった」「プロの漫才を生で見られて感動した」といった感想が寄せられました。また、「愛荘町でこれほど本格的な話芸を楽しめる機会があるのは嬉しい」と語る地元の方の声も多く聞かれ、地域での開催に喜びの声が広がりました。