くらし まちのわだい(2)

■本を通した交流の場を広げよう
7月30日、社会教育委員会議による「あいしょうまちじゅうライブラリー」の第1号本棚が、勝光寺(沓掛)に設置されました。当日は、寺を訪れた子どもたちも参加し、除幕式を行ってお披露目となりました。
「あいしょうまちじゅうライブラリー」は、令和5年度から始まった、まちじゅう読書の推進活動の一環で、今年度は町内13か所の店舗や施設に本棚を設置予定です。町のどこでも身近に本と出会い、気軽に手に取れる環境を整えることで、本を通じた地域交流と人のつながりを広げていきます。
また、今年度も愛荘66かまど祭りで「本の交換会」を開催予定です。ぜひ皆さんお越しください。

■地域おこし協力隊退任式
7月31日、地域おこし協力隊の退任式が役場本庁舎で行われました。今回、任期を満了したのは黄瀬尚大さんです。黄瀬さんは3年前に着任し、地域に根ざした活動に尽力されてきました。
黄瀬さんは「地域おこし協力隊として着任してから、あっという間に3年が経ちました。地域の皆さんに温かく迎えていただき、感謝しています。けん玉を通じて子どもから大人まで多くの方と交流できたことも嬉しかったです」と振り返られました。
有村町長からは「これまでに築かれたご縁を大切に、新たな目標に向かって歩んでください」と激励の言葉が贈られました。町と共に歩んできた3年間の経験を糧に、今後のさらなるご活躍を期待しています。

■ミニコンポストづくりで学ぶエコの工夫
8月8日、愛荘子どもの大学による「ミニコンポストづくり」が、ゆめまちテラスえちで開催されました。参加者は、コンポストの仕組みについて講義を受けた後、バナナやキウイ、オレンジなどを味わい、その皮を生ごみとして取り分けました。皮は細かく切って2リットルのペットボトルに腐葉土と一緒に入れ、層になるように重ねていました。
子どもたちは「本当に皮が消えるのかな?」「どんなものを入れても大丈夫かな」と興味津々で、完成したミニコンポストを手に、満足そうな笑顔を見せていました。
制作後には「コンポストカードゲーム」も行われ、遊びを通して理解を深めました。

■防災グッズを寄贈いただきました
8月18日、滋賀県電気工事工業組合様より、防災グッズとして「ポータブル電源用ソーラーパネルー式」をご寄贈いただきました。
愛荘町と同組合は平成20年9月に災害時の電気設備応急復旧に関する防災協定を締結しており、今回で11年連続となる備品の寄贈です。
今回のソーラーパネルは、昨年度寄贈いただいたポータブル電源とともに、9月7日の防災訓練で電力供給源として活用しました。訓練を通じ、有事に備えた実践的な運用を確認するとともに、今後もいただいた備品を適正に活用し、防災体制の強化に努めます。長年にわたる温かいご支援に深く感謝申し上げます。