くらし あやべトピックス

■あやべ市民大学、全10回講座が修了
市は3月16日、青野町のものづくり交流館であやべ市民大学の第10回(最終回)の講座と修了式を開催しました。今回は、綾部藩九鬼家当主で熊野本宮大社宮司の九鬼家隆さんが「先祖綾部藩主九鬼氏をしのんで」 と題し講演。また、ゲストに九度山・真田ミュージアム名誉館長の北川央(ひろし)さんを招き、九鬼氏の歴史や綾部との関わりなどについて対談を行いました。九鬼さんは最後に「今日は、先祖の偉大さを改めて感じることができた。綾部の存在を非常に大きく意識する機会になった」と語りました。
令和6年度のあやべ市民大学は全10回開催し、延べ593人が参加。全ての講座に出席した11人には皆勤賞が、8回または9回参加した14人には精勤賞がそれぞれ授与されました。
※「九鬼」の「鬼」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

■デジタル技術の面白さを体験!
市と府などは3月15日、青野町の北部産業創造センターで「サイエンスキャンプinあやべ」を開催しました。市内外から小・中学生15人が参加。府立工業高校の生徒から、はんだ付けなどを教わりながら、回転させるとLEDが光る「ぶんぶんゴマ」を作ったり、超音波の実験をしたりして、デジタル技術を楽しく学びました。綾部小学校6年生の古池颯真(そうま)さんは、完成したぶんぶんゴマを手にし「はんだ付けが難しかったけど、最後まで自分で作れて楽しかった」と笑顔を見せました。

■万博に合わせ観光PR動画を配信中
市は大阪・関西万博の開催に合わせ、訪日外国人をターゲットとした観光プロモーション動画を配信しています。動画は約2分間で、市内の観光名所や飲食店をイーバイクで巡る旅行コースを収録し、綾部でしか味わえない食や風景、暮らしなどを紹介。市公式YouTubeチャンネルや市観光協会のホームページで視聴可能です。

■府内初の共同運用がスタート
市消防本部は4月1日、舞鶴市消防本部と共同で導入した「はしご自動車」の運用を開始しました。両市の連携・協力による取り組みで、府内消防本部間での消防車両の共同運用は初めて。3月30日に舞鶴市で行った運用開始式で山崎市長は「人口が減少する中、今回の共同運用は消防機能を維持する上で先進事例となる。連携しながら地域の安全・安心を守っていく」と話しました。
この車両は、最高約25メートルまではしごを伸ばして消火や救助活動が可能。舞鶴市西消防署に配備します。

■あやっこひろばに新遊具
市は、市民からの寄付金を活用し、あやっこひろば(青野町)の遊具やおもちゃを更新しました。新たに導入したのは、ボールプールや民族衣装等のコスチュームなど計105種類。子どもたちがいろいろな遊びを体験できるよう定期的に入れ替えを行います。

■トレランに788人が参加
「第3回あやべ水源の里トレイルラン」(同実行委員会主催)が4月6日、二王公園(睦寄町)を発着点に開催されました。15キロと50キロの2部門に、アメリカやイギリスなど国外を含め、過去最多の788人が各地から参加。ランナーたちは、地元住民の温かい声援ともてなしを受けながら、ゴールを目指して上林の大自然を駆け抜けました。50キロで優勝した中林健さん(神戸市)は「この大会は昨年に続いて2回目。山の景色がすごくきれいで、サクラやミツマタも楽しめた」と話しました。