- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府亀岡市
- 広報紙名 : 広報かめおか 令和7年5月号(第046号)
■[KAME NEWS 05]脱炭素化社会の実現へ 市役所駐車場で電気自動車(EV・PHV)の急速充電が可能に!
環境先進都市を目指す亀岡市では、市役所来庁者用駐車場に電気自動車の急速充電機を設置しました。また、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を活用して、ソーラーカーポートを設置しました。発電された電力は、公共施設などで有効活用されます。引き続き本市では持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。
◇電気自動車の急速充電スタンド(100kw急速充電器が2口!)
利用可能な日時:全日(土日祝日も可) 午前8時30分~午後5時15分
料金:72円/分 (軽自動車1台分、0%から満充電まで約30~40分)
使い方:専用のアプリをダウンロードして利用してください。詳しくはホームページへ。(二次元コードは本紙を参照してください。)
■[KAME NEWS 06]南桑中学校で読書がもっと楽しくなる取り組み そうだ、本を読もう!
「図書室って楽しい!」そんな声が聞こえてきそうな、活気あふれる取り組みが亀岡市立南桑中学校で令和6年度に展開されました。活字離れが叫ばれる中、生徒たちが主体的に本に触れ、読書を好きになるきっかけづくりとして、「読書スタンプラリー」が実施されました。
◇背景
スマートフォンやゲームに時間を費やす生徒が増え、新聞を読む家庭も減少する中、学校司書を中心に、学校全体で読書推進に取り組む企画が生まれました。
◇読書スタンプラリー ミッションクリアで楽しく!
読書スタンプラリーは、図書室の利用を促進する魅力的な仕掛けです。「本を4冊借りる」「新聞を読む」「図書室内に書かれたクイズに挑戦する」など、さまざまなミッションをクリアするとスタンプがもらえます。スタンプを8つ集めると、美術部が制作したオリジナルブックジャケットがプレゼントされるという特典が付きます。
ミッションを達成した生徒は、「こんなにいっぱいデザインがあるんや!」「これ〇〇くんが描いたん!?」などと驚いた様子でブックジャケットを選んでいました。
◇学校司書・岡本さんの情熱 「読書の楽しさを伝えたい」
これらの企画を牽引するのは、司書の岡本美智代さんです。岡本さんは、図書室を生徒たちが気軽に立ち寄れる居心地の良い空間にしたいと考え、工夫をこらした図書室づくりをされています。
市内の小・中学校・義務教育学校には計6人の学校司書が随時勤務しています。
読書は、知識、思考力、想像力を育み、人生を豊かにするかけがえのない財産となります。
図書館や本屋さんで、新たな発見があるかもしれません。皆さんも本を手に取ってみませんか?
◇学校司書・岡本さん おすすめの本
・学校・友情・青春がテーマ
「夜のピクニック」 恩田陸
丸一日かけて歩き続ける「歩行祭」を舞台に高校生たちの青春が描かれる。
・家族がテーマ
「あした、弁当を作る。」 ひこ・田中
中学生男子の複雑な自立心と家族の混乱が、弁当作りを軸にして描かれる。
・新しいスタートをした人の背中を押してくれる本
「阪急電車」 有川浩
読後感がさわやかで、背筋が伸び、何かを始めたくなる。
「あえてよかった」 村上しいこ
学童保育所で働く大地58歳が、子どもたちと共に前を向いていく。
・ふふっと笑える本
「100万回死んだねこー覚え違いタイトル集ー」 福井県立図書館/編著
図書館を身近に感じることができる本。
市立図書館にもあるかな?今すぐ検索ができます! (二次元コードは本紙を参照してください。)