くらし みんなのひろば(2)

■手話でスピーチを披露 手話奉仕員養成講座修了
3月18日、ゆうホールで手話奉仕員養成講座の修了式を行いました。昨年の5月14日から毎週火曜日の昼に計41回開催し、3人の受講生が手話の表現方法や、文法などを学んできました。受講生が課程を修了し、一人ひとりがこれまでに学んだ手話でスピーチを披露したあと、修了証書を受け取りました。

■くみやま野菜を買いに行こう 直売所ガイドブックが完成
京都産業大学現代社会学部の鈴木ゼミが久御山町と協力し、町内の野菜直売所をまとめたガイドブックを作成しました。学生が生産者を取材し、約7か月をかけて作成したガイドブック。地図だけでなく、生産者の野菜への想いや、くみやま野菜を使ったオススメレシピを掲載。ガイドブックは町の公共施設や直売所に設置しています。

■巨椋池・旧山田家を学ぶ 講演会andアウトドアダイニング
3月30日、巨椋池の歴史を感じ、旧山田家住宅を身近に感じてもらうイベント「講演会andアウトドアダイニ
ング」を開催しました。かつての巨椋池の歴史を学ぶため、京都文化博物館主任学芸員の橋本章(はしもとあきら)さんに「巨椋池と旧山田家住宅」と題し、東一口周辺の久御山の生活文化について講演いただきました。その後、参加者は講演で学んだ旧山田家住宅へ移動し、主屋や長屋門のほか、当時の漁具などの展示を見学しました。
続いて、旧山田家住宅の中庭では、久御山町出身でレストランORTOを経営する谷村(たにむら)シェフによるアウトドアダイニングを開催。
このコースでは、かつての巨椋池で獲れたモロコや鴨を使った料理、旧山田家住宅の敷地にできている金柑をソースに使った料理、久御山野菜を使った料理など、地元食材をふんだんに使ったフルコースとなっており、参加者は、在りし日の巨椋池に思いを馳せながら、目でも味でも楽しめる料理を和やかに堪能しました。