くらし エコーラインにお答えします

Q 北陸新幹線の小浜ルートの案が国土交通省から発表されました。久御山町の畑地付近に車両基地が作られる案でした。
車両基地ができると、大雨時の水を貯める所がなくなり、今までより水害を受けやすくなるのではないでしょうか。
町として、米原ルートなどを推進してください。

A 三川に囲まれ、低地に位置する本町にとって、内水排除問題は非常に重要な課題であり、巨椋池干拓地は農地としての遊水池機能も有していることから、北陸新幹線の延伸や車両基地の建設計画は大きな影響が生じる可能性があると認識しております。3月に鉄道・運輸機構により、京都府内の自治体に対して初めての説明会が開催され、整備の取組や治水対策として調整地を設けるなどの説明がありましたが、現時点では十分な資料が示されているわけではありません。現在、国による十分な地元説明を求めている段階であり、住民の皆さまのご意見なども踏まえ、京都府や近隣市町と連携しながら、要望や意見を国に対して適切に伝えていくとともに、本町のまちづくりにおける新幹線の立地効果に対しても検討していく必要があると考えております。また、町が把握した情報をはじめ、国や京都府に対して行った要望などの内容についても、随時、お知らせしてまいります。