- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府高槻市
- 広報紙名 : 広報たかつき(たかつきDAYS) 令和7年4月号 No.1445
タイトル戦などで棋士たちが食べる食事やおやつには注目が集まりますが、関西将棋会館での食事は今回、高槻市内の数ある店の中から公募で決定。その勝負めしの中から4つをピックアップして紹介します!
●勝負めしとは?
[関西将棋会館]での対局時などに、棋士たちが高槻市内の飲食店に注文する勝負めし。ここで紹介している4軒以外にもさまざまなジャンルがあるので、ID:142451を参照ください。
KANSAI SHOGI KAIKAN SHOUBU MESHI
〔01〕SHOUBU MESHI
◆+Home(芥川町)
○食べることが好きな店主が毎日手作りする家庭料理。
令和6年2月にオープン。店主・泉聖菜さんは「食べることが好き。主婦をして、料理専門学校でも学び食に関する知識が豊富になりました」と、野菜ソムリエや日本さかな検定などの資格を取得。なかなか自分で作る時間がないという人のためにと、和洋中ジャンルを問わず、毎朝手作りし、毎日食べても飽きない家庭料理を提供します。「アプリで、棋士さんたちが勝負めしに何を食べているのか分かるので、気にしています(笑)」と泉さん。
〔02〕SHOUBU MESHI
◆旬菜旬魚 きくの(城北町)
○炭火で地焼きするウナギが絶品の店。
滋賀県のウナギの名店で働いていた菊農章央さんが、自身の店を持ちたいと選んだのが高槻の地。その時期一番脂の乗ったウナギを厳選し、滋賀県のしょうゆをブレンドした、ほんのり甘みがあるさっぱりめのタレをまとわせて炭火で地焼き。さすがは、土用の丑の日には多い時で600匹を焼くというほど人気の至福の味わいです。ウナギ以外にも魚を中心にした一品料理が充実していて、客席は全て個室という落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと食事を楽しめます。
〔03〕SHOUBU MESHI
◆ねり天・旬菜和食 山城(芥川町)
○宮崎の地魚を使った添加物なしのねり天が美味。
飲食店で長年勤めるキャリアの中で、食育に興味をもった店主・山内健太さん。近年日本でも魚を食べなくなってきている流れをなんとかしたいと、宮崎の地魚のすり身を使ったねり天メインの店を6年前にオープン。ちゃんとしたものを提供したいと添加物は一切使わず、豆乳を入れてふわっとした食感に。ボリュームもあり、魚のうまさをしっかり味わえます。令和5年の夏からは、はにたんの焼印を入れたはに天を発売し、「人気爆発です(笑)」と山内さん。
〔04〕SHOUBU MESHI
◆本格熟成うどん 一期一麺(城北町)
○ほどよいコシの麺とだしの旨みあふれるうどん。
「うちのうどんは、ほどよいコシの麺にだしの味がのってスッと食べやすい食感です」とは、[美々卯]でも働いていた店主の林雄一さん。麺を引き立てるだしは北海道の黒口浜でとれる真昆布とメジカ、サバ、ウルメの節で取り、しっかりした風味を醸し出します。天ぷらは「素材選びはもちろん、揚げている時の音や色、箸でつかんだ時の感覚で揚げています」と林さん。熟練の感覚がなせる絶妙な揚げ加減で、脂っぽくなくサクサク食感の天ぷらに、うどんも一層おいしく。
■街なかには将棋モチーフがいっぱい!
[関西将棋会館]開館と合わせて、高槻の街には将棋にまつわるさまざまなものが登場!JR高槻駅周辺に多いので探してみて!
・JR高槻駅きた西口(将棋会館口)前の休憩施設。ベンチの配置が将棋の駒の形。
・『将棋の渡辺くん』著者・伊奈めぐみさんが描き下ろしのマンホールは2種類あり。
・JR高槻駅北側の歩道には、現在活躍中の棋士たちの凛々しい姿の横断幕がずらり。
・JR高槻駅南側のポスト2つの上面には、令和5年の名局賞に選ばれた王将戦高槻対局の局面が描かれている。
・JR高槻駅北側に位置するポスト2つは、形も将棋の駒仕様。