イベント 自然遊学館

申込:住所(番地以下不要)・氏名(参加者全員)・年齢を記入し、メール・窓口で

■ミニ企画展 沖縄の生きもの 石垣展
石垣島は、沖縄本島よりもさらに南の島。世界的にも貴重な亜熱帯の森が残され、希少な固有種も多く暮らしています。
公益財団法人乃村文化財団助成金事業により、実際にフィールド調査で得られた映像や標本、生体展示から、様々な生きものの姿をお楽しみください。申込は不要です。
期間:9月20日(土曜日)~11月3日(月曜日)
場所:館内展示室ほか

■EXPO2025共創チャレンジ協賛行事 近木川の鮎を調べよう!
近木川はその昔「日根鮎川」ともよばれ、アユが生息する川でした。近年、再び見られるようになったアユを一緒に採集しませんか。
日時:9月28日(日曜日)午前10時~正午(雨天・川の増水時中止)
集合:カニ公園(脇浜児童遊技場内)に午前10時
講師:河野通浩様(阪南市自然と本の会)
定員:30人(中学生以下は保護者同伴。多数の場合は抽選)
締切:9月20日(土曜日)

■秋のかたつむり観察
きしわだ自然資料館との合同観察会です。
日時:10月13日(月曜日)午前10時~午後2時(雨天中止)
集合:蜻蛉池公園(岸和田市)に午前10時
講師:児嶋格様(日本貝類学会会員)
対象:5歳以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:15人(多数の場合は抽選)
持物:昼食
締切:9月21日(日曜日)

■船で行こう!阪南二区人工干潟の観察会
岸和田漁港に集合して、現地まで船で移動。干潟で生きものを採集し、漁港に戻ってから名前を調べます。
日時:10月5日(日曜日)午前10時~午後3時(荒天中止)
対象:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:40人(多数の場合は抽選)
締切:9月25日(木曜日)

■生きものだいすき!「タカチホヘビ」
◯つながり
タカチホヘビと聞いて、地名の高千穂を連想する方が多いのではないでしょうか。実は、高千穂宣麿(たかちほ のぶまろ)男爵という昆虫学者が、九州の英彦山で発見した標本に基づいて1869年に新属新種とされたのがその名の由来です。
タカチホヘビは体長30~60センチメートルで、全体的に茶色く背中の真ん中に黒い線が1本入っています。地味に見えますが、光の加減や角度によって、金色や虹色に輝く鱗をもつヘビともいえます。そして最大の特徴は、鱗が他のヘビのように瓦をならべたのではなく、タイルを貼ったようになっていることです。この重なり合わない鱗のために、odd-scaled snakesつまり、奇鱗の蛇ともよばれています。鱗の隙間に皮膚が露出しているため乾燥と高温に弱く、夜行性です。普段は土の中にもぐり、見かけるのは雨が降った後ぐらいと、出会う機会が少ないヘビです。好物はミミズや甲虫の幼虫のようです。
さて今回で、貝塚市に生息する8種すべてのヘビについてのご紹介を終えました。「蛇年記念シリーズ」最終回を飾ったのはタカチホヘビ。自然遊学館の顧問であった黒子浩先生が、英彦山と高千穂男爵とつながりがあることを「タカチホヘビ」を通じて新たに発見することができました。

問合せ先:自然遊学館
【電話】072-431-8457
火曜日休館
【メール】[email protected]

◎詳しくは、ホームページでご確認いただくかお問合せください。参加費や費用などの記載のないものは無料です。