くらし 市政ニュース

■新たな可燃ごみ広域処理施設の試運転を開始
市では、枚方・京田辺両市の焼却施設の老朽化に伴い、枚方京田辺環境施設組合で新たな可燃ごみ広域処理施設(仮称、京田辺市)の建設を進めています。来年3月末の本格稼働に向け、12月1日から市の可燃ごみを搬入し、その後、燃焼試運転を開始します。なお工事の進捗など詳細は同組合のホームページ(本紙コード)参照。

◆12月1日から粗(あら)ごみの一部品目を一般ごみでも排出可能に
市では、新たな可燃ごみ広域処理施設の試運転が始まることから、排出条件を満たせば、これまで粗ごみとして排出されてきた木製品・寝具類・敷物類・剪定枝の4品目を、12月1日から一般ごみでも排出できるようになります。

◇一般ごみでも排出できるようになるもの
以下の4品目を、45L以下の袋で袋口を結び、1袋あたり重さ5kg以内で排出してください(剪定枝の排出条件の詳細は下記(4)参照)。
(1)木製品(厚さ3cm以下) まな板・木製食器など
(2)寝具類 枕・座布団・毛布・夏布団など
(3)敷物類 じゅうたん・カーペット・ラグ・マット・ござなど
(4)剪定枝(太さ3cm以下)
・草花、落葉と一緒にまとめて入れ、一般ごみの週の後半に氏名を書いて排出。
・1世帯45L以下の袋1袋まで。

◇粗大ごみの予約はお早めに
上記4点も45L袋に入らない場合などは、これまで通り、粗ごみとして排出できます。12月は粗大ごみの予約が集中するため早めの申し込みを。12月10日(水)までの申し込み受付分は年内に収集予定。粗大ごみインターネット予約(本紙コード)で24時間受付中。初めて粗大ごみ収集を申し込む人は電話での申し込みが必要です。

問合せ:粗大ごみ予約センター
フリーダイヤル【電話】0120・66・8153(祝日含む・月曜〜金曜午前9時〜午後7時)

問合せ:環境事業課
【電話】849・7969【FAX】848・1821

問合せ:循環型社会推進課
【電話】807・6211【FAX】849・6645

■自治体で唯一、共創パートナー賞受賞
◆「ひらかた万博」の取り組みが評価され万博会場で授賞式
市は、大阪・関西万博のテーマに沿ったプログラム「TEAM EXPO 2025」で実施されたアワード企画で、「みんなで選ぶ!共創パートナー賞」を自治体で唯一受賞し、10月13日、TEAM EXPOパビリオンで授賞式が行われました。市独自の事業「ひらかた万博」で、企業や団体などが参加できる対話の場の創設や共創の取り組みに対する補助制度の構築、PR支援などに取り組んできたことが、共創チャレンジプログラムの参加団体や一般投票者から多くの支持を集め受賞につながったものです。授賞式で市の担当者は「万博閉幕後もこの共創の取り組みを大切にしていきたい」と話しました。

問合せ:政策推進課
【電話】841・1149【FAX】841・3039

■ICT活用などで小中学校ともに国語、算数・数学で全国平均と同等または上回る
◆令和7年度全国学力・学習状況調査結果
全国の小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力・学習状況調査の結果がまとまりました。今回の調査は、国語、算数・数学と、3年に1度行われる理科で実施。中学校理科はタブレット端末を使ったCBT調査で初めて実施されました。詳細は市ホームページ参照。

◇学習状況
市内の小中学校ともに国語、算数・数学の平均正答率は全国平均と同等または上回りました。ICTの活用で自分の考えを発表するなど言語活動の充実につなげられたほか、自ら課題を設定し学んだことを生かしながら主体的に考え表現する力を身に付けてきた成果と考えられます。一方、小学校理科は、エネルギー、生命を柱とする各領域で全国平均を下回ったほか、中学校では難易度の低い問題に誤答している生徒が多かったことが課題としてあげられます。今後のさらなる分析を踏まえ市では授業改善に向けた支援・研修などを実施し、子どもたちの育成を図っていきます。

平均正答率
▽平均正答率(小学校)

▽平均正答率(中学校)

※中学校理科はCBT(Computer Based Test)調査でのIRTスコアで基準値はスコア500。

問合せ:教育指導課
【電話】050・7105・8052【FAX】851・9335

■情報公開・個人情報保護制度
◆令和6年度運用状況を公表
◇情報公開制度
保有情報公開請求は171件。実施機関別の請求状況は、市長に対して128件、教育委員会に対して19件などで、具体的には「本市発注の工事または委託に係る金入り設計書」、「看板の設置に係る文書」などでした。請求権者以外からの保有情報公開申出は159件。

◇個人情報保護制度
保有個人情報開示等請求は141件で、特定個人情報に対するものはありませんでした。実施機関別の請求状況は、市長に対して125件、教育委員会に対して15件などで、具体的には「住民票の写し等交付請求書」、「各部署への相談記録」などでした。

※運用状況は市役所別館6階行政資料コーナーと各図書館で閲覧可。保有情報公開請求や保有個人情報開示等請求などの請求方法は市ホームページ参照。

▽情報公開制度・個人情報保護制度
令和6年度運用状況(概要)

※請求権者以外の人からの申出

問合せ:コンプライアンス推進課
【電話】841・1294【FAX】841・3039

■環境審議会委員
◆市民委員募集
環境基本計画や環境の保全などに関する事項を審議する委員2人。
対象など:国・地方公共団体の議員または常勤の公務員、市の他の審議会などの委員を務めていない市内在住・在職・在学の18歳以上。任期は令和8年5月1日~10年3月31日。会議は年に数回程度で原則平日。報酬は日額9500円。
申込:11月4日から環境政策課などにある申込書(募集要項とともに市ホームページから取り出し可)とテーマ「地域で取り組む環境保全活動に関する課題とそれに対する私の提案」の小論文(800~1200字程度)を同課へ。メール・郵送(〒573-1162田口5-1-1市環境政策課)可。12月5日必着。

問合せ:環境政策課
【電話】050・7102・6009【FAX】849・1206【メール】[email protected]

■子どもたちの遊び場の遊具充実へ
◆ふるさと納税型クラウドファンディングを開始
市は、子どもたちの遊び場の遊具充実に向け、寄附の用途を限定した2つのプロジェクトで、ふるさと納税型クラウドファンディングを開始しました。
(1)新施設・屋内遊び場「(仮称)子ども未来館」に多彩な遊具をそろえるプロジェクト 目標金額100万円
(2)子どもがわくわくするような遊具を設置したい!こどもの遊び場整備事業プロジェクト 目標金額600万円
申込:受付中。ふるさと納税ポータルサイト・ふるさとチョイスなどまたは広報プロモーション課にある申込書(市ホームページから取り出し可)で同課へ。市民には返礼品の提供はありません。(1)は市内外在住問わず1万円以上の寄附で、希望する場合は同館に設置予定の銘板に氏名を記載します。詳細は市ホームページ(本紙コード)参照。

問合せ:広報プロモーション課
【電話】841・1258【FAX】846・5341

■9月定例月議会
◆令和6年度各会計決算など認定、可決
令和7年9月定例月議会が9月5日から始まり10月17日に終了しました(初日の内容は10月号に掲載)。9月22日には、「ガザ地区における人道危機を踏まえ、パレスチナの国家承認を求める意見書」が可決されました。このほか、令和6年度一般会計歳入歳出決算など12議案が決算特別委員会で審査され、10月17日の本会議で認定、可決されました。
※会議情報などは、市議会公式インスタグラム(本紙コード)で随時発信中。

問合せ:市議会事務局議事調査課
【電話】841・1528【FAX】841・0240