健康 【特集】救急のウラガワに迫る!!(1)
- 1/57
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府寝屋川市
- 広報紙名 : 広報ねやがわ 令和7年11月号
11月9日は「119番の日」。今月の特集は、救急車はどうやって出動しているのか、中はどうなっているのか、いつも市民の皆さんの命を救っている救急隊員の「あるある」など、救急の“ウラガワ”を紹介します。これをきっかけに、命を救う救急車の使い方を考えましょう。
(1)119番通報受信!
要請の種別・住所・症状をすぐに聞き取り、緊急性の高い症状の場合は、聞き取りながらその最中に救急車を出動させます!あわてずに症状を正しく伝えてください!
(2)通報から30秒後!救急隊出動!
救急指令を受けた救急隊は感染防止衣を着て、場所を確認しすぐさま出動。緊急走行中は、道を譲ってください!
(3)通報から1分後には!移動中の車内で準備!
救急要請後に知らない番号から電話が!それは救急隊のプレアライバルコール(折り返し電話)!状況を聞き取り、必要資器材を準備します。時には、通報者に応急手当を指導します!
[資器材紹介]
布担架:狭い場所での搬送に便利。
吸引器:たんなどを吸引します。
パルスオキシメーター:血中の酸素濃度を測定。
バックバルブ/酸素ボンベ:呼吸が困難な人に酸素を送ります。
(4)通報から3分後!現場到着!救命活動開始
必要資器材を持ってただちに傷病者の元へ。話しかけながら意識や脈を確認します。重い症状の場合など、必要に応じてその場で高度な救命処置を行うこともあります。
救急車のサイレンの音が聞こえたら、可能な限り救急車を現場へ案内してください!
(5)通報から5分後!傷病者を救急車に乗せたら病院に!
まずバイタルサイン※を測定、問診します。また必要に応じて救命処置を行います。それらの内容をもとに、救急隊長が症状に対応できる最も近い病院を選定します。
※生命活動の重要な指針である意識・呼吸・脈拍・体温・血圧
[出発するまでは何の時間?]

(6)通報から15分後!安全に病院搬送!
適切な救命処置、的確な病院選定によって、病院側の受け入れも万全、医師による処置もスムーズに!
時には医師と共に救命処置を行います。
これらの活動は一例であり、要請内容や出動場所などにより、時間が前後することがあります。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:枚方寝屋川消防組合救急課
【電話】852・9918
