- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府阪南市
- 広報紙名 : 広報はんなん 2025年10月号
消防庁では、救急業務の円滑化を図るため、救急隊員が傷病者のマイナ保険証を活用する「マイナ救急」の全国展開を進めています。全国全ての720消防本部において、マイナ救急を実施することとしており、全国一斉開始日を本年10月1日に決定しました。
現状の救急業務における傷病者の情報聴取は、主に口頭にて行われていますが、マイナ救急では、救急隊が持つカードリーダーで傷病者のマイナ保険証を読み込むことで、傷病者の氏名、生年月日、住所だけでなく、受診歴、薬剤情報、特定健診情報など、救急業務に必要な情報を正確に把握することができるようになります。これにより、円滑な搬送先病院の選定や、より適切な応急処置、さらには搬送先病院での治療の事前準備ができるなどのメリットがあります。傷病者が痛みや苦しみにより会話が困難な場合でも、マイナ救急であれば傷病者の負担を軽減し、救急隊に正確な情報を伝えることができます。
外出先での事故や急病など、いつ、どこで救急車を要請することになるか分からないため、マイナ保険証を携行し、救急要請時に有効活用できるようご理解ご協力をお願いします。
問合せ:泉州南広域消防本部救急課
【電話】072-463-5111
