くらし 「りんてつ」復活 かつて産業を支えた鉄道でまちににぎわいを

宍粟市では大正から昭和にかけて、国有林から切り出した木材を運ぶための約40kmに及ぶ波賀森林鉄道、通称「りんてつ」が走っていました。1968(昭和43)年の廃線から半世紀以上がたった2020(令和2)年、地元住民を中心とする「波賀元気づくりネットワーク協議会」が「鉄道をよみがえらせ地域活性化を」と市を経由して古いディーゼル機関車を入手。昨秋、野外活動施設「フォレストステーション波賀」に自らレールを敷き、林間に678mのコースを完成させました。5月11日(日)の「東山シャクナゲまつり」での試乗会を経て、6月からは週末を中心に定期運行します。
(取材・文 本紙編集部)

場所:フォレストステーション波賀(宍粟市波賀町上野1799-6)

問合せ:波賀元気づくりネットワーク協議会
【電話】0790-75-2717【FAX】0790-75-2757