- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県尼崎市
- 広報紙名 : 市報あまがさき 令和7年(2025年)6月号
本市では、地域での学びや交流の機会を増やす中で、共に学んだことが活動や新たな学びにつながっていく地域づくりを目指しています。
このコーナーでは、市内6地区で行われている取り組みや活動の様子などを各地域課から紹介していきます。
■中央
・初めての人でも大丈夫!プラザでやってみたいこと募集中!
中央地域課では、地域の方が活躍する場をつくり、地域とともに学ぶ場を増やすことを目指して、「自分の得意を生かして何かをやってみたいけど初めてなのでノウハウがなくてどうしたらいいか分からない」という人が「まずはやってみよう!」と思えるきっかけとなるよう、中央北・南生涯学習プラザを使った講座やイベントの持ち込み企画を募集しています(ID:1038451)。
これまでに足育講座やスマホ教室、親子向けマルシェなどの持ち込み企画が実現しました。足育講座には歩き始める前の子どもと保護者が参加し、講座を通して子どもの成長を相談したり、保護者同士で交流したりして盛り上がりました。企画を持ち込んでくれた人からは、「参加者が喜ぶ様子を実際に見ることができて自信が付いた」など、やってみたからこその感想や、「次の実施に向けての課題を見つけることができた」という声がありました。
また、職員が講師を見つけられず困っていた企画も、持ち込んでいただいたことで実施でき、地域の皆さん同士のコミュニティが広がって、新たな出会いが増えました。あなたの「やってみたい」をお待ちしています!
■立花
・多文化共生計画、始動!
この数年、市内にインドやネパールなどの料理店が増えてきました。飲食業以外のさまざまな仕事をしながら暮らす人も増加し、外国から来たと思われる人たちを見かけることが多くなりましたが、ちょっとしたトラブルや行き違いが発生することもあるようです。マナーの悪い外国人だな…と感じるケースであっても、実は言葉の壁や文化の違いが原因だったということもあります。そこで立花地域課では、すべての人が多様な価値観を認め合い、共に生活していく多文化共生の取り組みに力を入れていきます。
まずは10月に子ども向けの日本語教室を開講する予定で、現在子どもたちの日本語学習を支援するボランティアの養成講座を実施し、約15人のボランティアの皆さんが日本語の教え方などを学んでいます。
また、外国人と日本人の相互理解の足掛かりとして、6月28日(土)午前11時〜午後2時、立花南生涯学習プラザで、グローバルバーベキューを実施します(ID:1041028)。災害時にも使えるかまどベンチで外国のスパイスに漬け込んだ肉を焼いたり、お互いのことを話したりしながら仲良くなり、いざというときにも助け合える関係づくりをしていきたいと思います。
外国から来た人も地域の一員として、これからも支援していきます。
■武庫
・今年度は3カ所で開催!mukoキャンパスみんなのホームルーム
武庫地域課では、「同じ趣味の仲間と集える場所を増やして、イベントをやってみたい!」「自分のスキルや経験を誰かに伝えたい!」といった声を、みんなで聞いたり話したりするまちづくりの相談会「mukoキャンパスみんなのホームルーム(ID:1023302)」を毎月第3木曜日、偶数月は武庫西生涯学習プラザで、奇数月は武庫東生涯学習プラザや武庫健康ふれあい体育館で開催しています。誰でもふらっと参加できる武庫地区のオープンなおしゃべりの場で、地域で活動するグループ「カフェじい」からコーヒーが振る舞われ、みんなで和気あいあいと交流しています。
昨年度は阪神特別支援学校分教室の生徒による出張喫茶で子どもたちが活躍できる場面が増えました。また、こどもクラブで外国籍住民による英語学習会が実現し、参加者同士のつながりも生まれました。
個人的な相談でも、誰かにちょっと聞いてほしい小さなことでも、ぜひ気軽に参加して話してみてください。今年はどんなつながりが生まれるか、わくわくしています。常連さんも初めての方も大歓迎♡職員一同、お待ちしています!