子育て 教育環境の改善と教職員の負担軽減を目指して

■民間施設を活用した水泳授業を実施しました
本市では全ての小学校に屋外プールを整備しています。近年、猛暑や急激な天候の変化などにより、計画通り授業ができないケースが増えてきています。プールの維持管理にかかる教職員の負担や、今後予想される老朽化による大規模改修等に必要となる費用も大きな課題となっています。
これらの課題への対応方法を検討するため、モデル校8校を選定し、外部施設の屋内プールを活用した水泳授業や、インストラクターの派遣を行いました。
児童や教職員へのアンケート調査の結果を次のとおりお知らせします。この結果をもとに、今後、さらに検証を重ね、来年度以降の実施体制を検討していきます。

◇授業を受けた児童の96%が「楽しかった」と回答
児童の感想:
・教え方がとても分かりやすく泳ぎやすかったです。とても成長できた。(4年生)
・去年は雨が降ると授業ができなかったけど、雨が降っても授業ができるのでよかった。コーチがやさしく教えてくれてとてもよかった。(4年生)
・プロのコーチの教え方が分かりやすかった。学校のプールに比べて断然よかった。でも泳ぐのは苦手。(6年生)


回答者:943人

◇教職員は、98%がプロ指導による泳力向上を実感
教職員の感想・意見:
・プロの指導による教育効果は大きく、ほとんどの児童が自分の泳力の向上を感じられていた。
・顔をつけることができなかった児童が顔をつけることができるようになった。苦手な児童も得意な児童も皆にとって効果的だった。
・水泳指導自体には天候の影響を受けることはないが、徒歩でプールまで移動する場合、大雨や熱中症等を考慮しなければならない。


回答者:89人

問合せ:教育総務課
【電話】23-1117