- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県豊岡市
- 広報紙名 : 広報とよおか 2025年4月号
■一般会計予算は511億8,000万円、6.1%の増
2025年度予算は(1)市民の日々の暮らしを着実に支え続ける(2)「小さな世界都市-Local and Global City-」に向けて(3)災害に備えたまちづくり(4)力強い地域経済の構築(5)未来を拓(ひら)くこども・子育て世帯への支援拡大(6)持続可能な行政サービスに向けた財務体質の確立-を基本姿勢として編成、市の一般会計は総額511億8,000万円、前年度当初予算と比較して6.1%の増としました。
◆歳入の内訳
◇児童手当等に充てるため国庫支出金10億円の増
地方交付税は、人件費分の増額等を見込んで4億7,000万円(2.8%)の増、また市税は3億8,989万円(4.2%)の増としました。児童手当等に充てるため、国庫支出金は10億4,383万円(20.2%)の増としています。
なお、市政推進のため必要不可欠な事業予算を計上しましたが、歳出に見合う財源が不足したため、財政調整基金から15億円を取り崩し、収支均衡を図っています。
◆歳出の内訳
◇道の駅「神鍋高原」の整備等に伴い商工費が4.1億円の増
総務費は、基金管理費等の増加により16億2,029万円(22.5%)の増、商工費は、道の駅「神鍋高原」整備事業費等の増加により4億1,744万円(36.7%)の増としました。
一方、教育費は、新文化会館整備事業等の減額により、8億81万円(13.2%)の減、公債費は、市債元金等の減額により4億893万円(7.2%)の減としました。
◆一般会計当初予算の推移(過去10年間)
過去10年間では、2021年度にWACCU TOYOOKA整備等により増加、22年度は減額になりましたが、23年度は新文化会館整備等、24年度は竹野学園整備等、25年度はウェルストーク豊岡等公共施設の長寿命化改修等により3年連続増加し、500億円の大台を超えました。
■全会計の予算総額は873億6,417万円、3.4%の増
一般会計のほか、特定の事業を行うために目的別に設けた8つの特別会計および2つの企業会計の予算額を合わせ、全会計の総額は873億6,417万円、前年度予算と比較して3.4%の増としました。
◇特別会計は208億205万円、0.2%の増
事業目的を限定し、特定の歳入を特定の支出に充てて経理する特別会計8会計の総額は208億205万円です。
介護保険事業特別会計における保険給付費の増額等により4,551万円(0.2%)の増としました。
◇企業会計は153億8,212万円、0.9%の減
独立採算による特定の事業を経理する企業会計2会計の総額は153億8,212万円です。
下水道事業会計の建設改良費の減額等により、1億3,503万円(0.9%)の減としました。
◆基金(預金)の残高
◇基金残高は238億7,655万円
預金にあたる基金残高は、25年度末には238億7,655万円になる見込みです。市民1人当たりに換算すると32万円です。
◆市債(借金)の残高
◇市債残高は810億6,146万円
借金にあたる市債残高は、25年度末には810億6,146万円になる見込みです。市民1人当たりに換算すると108万円です。
※市民1人当たりの額は人口75,032人(25年1月末住基人口)で算出
問合せ:財政課
【電話】21-9014