- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県加古川市
- 広報紙名 : 広報かこがわ 令和7年6月号
※この記事に関連したSDGs項目は3番・11番です。
民生委員・児童委員は、住民の立場から地域の福祉を担うボランティアで、市内では約400人が区域ごとに活動しています。生活の中の困り事や心配事を聞き、行政や福祉サービスなど適切な支援へつなぎます。また、高齢者や障がい者、児童の見守りや訪問、サロンへの参加などの活動をしています。
民生委員・児童委員には主にこどもに関する活動を行う主任児童委員がいます。また、民生委員・児童委員と一緒に活動をする民生・児童協力委員がいます。
■地域とつながる、人とつながる活動です
多くの困り事には解決できる支援機関があります。しかし地域の皆さんと話していると、解決策が分からず困っている人が多いことに気付きます。困り事を一人で抱え込まず相談してもらえるように、普段から地域の皆さんに声を掛けることは、民生委員・児童委員の大切な役割の一つです。民生委員・児童委員は、人と出会いつながる場でもあります。活動を通じて同じ志の仲間にも出会えます。「地域の皆さんの力になりたい」「新しい事に挑戦したい」「仲間を作りたい」という人は、私たちと一緒に民生委員・児童委員の活動をしてみませんか?
民生児童委員連合会長 舩原 恭子さん
※民生委員・児童委員を「民生委員」、民生・児童協力委員を「協力委員」と表記する箇所があります。
■どんなことをしているの?
◇地域活動
「高齢者サロン」や「いきいき百歳体操」などの地域活動の運営に協力したり、一緒に参加したりすることで、地域の皆さんとコミュニケーションを図っています。
◇子育て支援
地域の公民館で未就学児と保護者を対象とした「子育てひろば」を開催。地域ごとの特色ある遊びでこどもや保護者のふれあいの場を提供しています。
※時期により参加対象が変わります。
くわしくはこちら(※本紙参照)
◇見守り活動
70歳以上の一人暮らしの高齢者をはじめ、さまざまな困り事がある人への訪問などをしています。会って話を聞くことで、体調の確認や困り事への具体的な支援をします。
動画はこちら(※本紙参照)
◇こんな相談に対応します
困り事や心配事を、行政や福祉サービスなどの支援機関につなぎます。
・障がい者手帳の申請ってどうするの?
・近所に住んでいるあの人、最近元気がなさそう…
・子育てが不安だけど、いきなり行政機関には相談しづらくて…
・別居している親が認知症かも。どうしよう…
・高齢で今は一人暮らし。この先が不安…
※金銭の貸し借り、ごみ捨てなどの雑務、身元保証人の登録などはできません。
問い合わせ:地域福祉課
【電話】427-9205