くらし 【Mayor’s Letter】市長田村克也のお手紙届けます。

■三田の子どもたちに向けて
三田市長 田村克也

若葉の緑が深まり、初夏の風が心地よい季節を迎えました。4月に開幕した大阪・関西万博を機に、兵庫県各地で多くの人を県内に呼び込むために「ひょうごフィールドパビリオン」が展開されます。本市でも、千丈寺湖(せんじょうじ)この豊かな水資源を活用したプログラムなどを実施します。さらに、5月から三田市野外活動センターも開所しており、穏やかな陽気の中、三田市の大きな魅力である自然に触れ、楽しんでください。
先日、県立三田祥雲館高校の入学式にお招きいただき、言葉を贈りました。まずは「感謝の気持ちを忘れないこと」、次に「学校の勉強はもちろん、世界の出来事にも興味を持ち、自分なりにしっかりと考え、意見が言える人物になること」、そして「自分自身が納得するまで、とことんやり切ることを身に付けること」。これは、三田の全ての子どもに届けたい言葉であり、未来の社会で大きく羽ばたく力を養うことを期待しています。
さて、市民病院統合について新病院基本計画を発表し、4月に市民説明会を実施しました。また、新病院開院までの間もしっかりと市民の皆さんの命を守り抜くため、4月に神戸大学から新院長をお招きし、脳神経外科への医師派遣受け入れ、「がん総合診療センター」の開設、休止していた病棟の再開など、医療体制の充実を図り、引き続き「断らない救急」に取り組んでいきます。
最後になりますが、平成17年4月25日に発生したJR福知山線列車事故から20年が経ちました。亡くなられた皆さまのご冥福をお祈りするとともに、いまだ心身に傷を抱えておられる皆さまの一日も早いご快癒をお祈り申し上げます。

■Mayor’s Photo Diary
3月25日:神姫バス株式会社と包括連携協定を締結。地域活性化や地域資源を生かした観光振興などを推進
3月26日:(生協)コープこうべと包括連携協定を締結。買い物支援をはじめ、見守りや健康増進など多分野で協力
4月16日:市内企業を歴訪。新たな公民連携の可能性や従業員への移住定住支援事業を説明し、協力を依頼