くらし 消防通信 vol.220

■水辺での事故を防ごう!海や川でレジャーを楽しむための安全対策
夏は、家族や友人と海や川へ出かける機会が増えます。水辺のレジャーは楽しいですが、一方で、毎年多くの事故が発生しています。
しっかり安全対策を行い、安心安全にレジャーを楽しみ、思い出を作りましょう!
(1)立入禁止の場所には近づかない
「立入禁止」の看板や柵が設置されている場所には絶対に近づかないようにしましょう。
(2)海や川が荒れている場合は遊泳中止
海や川が荒れている、または今後荒れると予想される場合は、遊泳をやめましょう。また、川の上流が悪天候の場合も注意しましょう。
(3)体調が悪い時に無理をしない
疲労や睡眠不足の時は無理をしないようにしましょう。
(4)単独行動を避ける
単独行動は、事故時に発見が遅れ、深刻な事態になりかねません。なるべく複数人で行動しましょう。また出かける時に行先・帰宅時間を伝えるようにしましょう。
(5)子どもから目を離さない
子どもは危険察知能力が低く、流されたり溺れる可能性が高いです。体に合うライフジャケットを着用させ、常に目を離さないようにしましょう。
(6)お酒を飲んだら絶対に水に入らない
飲酒をすると判断力、注意力、集中力、運動能力などが低下します。飲酒後は水に入らないようにしましょう。
(7)ライフジャケットの常時着用
ライフジャケット着用は事故の死亡確率を大きく下げます。脱げたり、膨張式ライフジャケットが膨らまないということがないよう、着用前には点検し、体に合うものを着用しましょう。
(8)連絡手段の確保
事故に遭遇した時に速やかに通報できるよう、スマホなどを携帯しましょう。水没トラブルを防ぐため、ストラップ付防水パックの使用をお勧めします。

■事故のときは速やかに通報を!
救助が必要な場合…「119番(消防)」「110番(警察)」
海上の場合…「118番(海上保安庁)」

問合せ:
多可出張所【電話】32-0119
多可北出張所【電話】35-0119
多可南出張所【電話】37-0119