くらし 病院通信

■暑い季節は要注意!熱中症に気を付けましょう!
熱中症は生命にかかわる病気ですが、予防策を知っていれば防ぐことができます。

▽高齢者は熱中症になりやすいので要注意!
・加齢とともに温度に対する感覚が鈍くなり、暑さを感じにくい
・のどの渇きが感じにくくなる
・暑さに対する体の調整機能が低下する

▽子どもの熱中症にも気を付けよう!
・頭の位置が低く、アスファルトの照り返しなどで大人より高い温度にさらされる。
・遊びや運動に夢中で症状に気づきにくい。また、うまく周りに伝えることが難しい。



※水分がとれない、反応が鈍いなどあれば119番通報を!
通報後、救急隊の到着前から冷却を開始することが必要です。

▽こんな症状が出たら熱中症かも…!
・めまい、立ちくらみ、生あくび
・繰り返すこむらがえり、筋肉痛・体のだるさ、吐き気、集中力低下、意識もうろう
・体温が高い、汗のかきかたがおかしい(暑いのに汗が出ない、拭いても拭いても汗が出る)
・気温が高くなくても湿度が高いと熱中症になることがある

▽熱中症になった時の対処方法
・できるだけ早く日陰や冷房が効いている涼しい場所へ誘導する
・衣服を緩め、体の熱を下げる(首回り、わき下、足の付け根などを冷やす)
・こまめに経口補水液等で水分・塩分を補給する

問合せ:多可赤十字病院
【電話】32-1223(代表)