- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県宇陀市
- 広報紙名 : 広報うだ (2025年1月号)
※「うだぢから」については、本紙またはPDF版をご覧ください。
[1]10周年記念事業 わが地域じまん祭(さい)
~大王まち協~
11月17日、農林会館においてわが地域じまん祭を開催し、子どもから高齢の方まで約350人が参加しました。
この事業は、当まち協の一番大切なイベントで大王地区のいろいろな方のじまんを紹介し、また地域内をつないで人々が交流する祭りです。今回は記念事業として「和太鼓 榛」と「やまいまりなand山本信也」に出演いただき、力強い和太鼓の演奏でスタートしました。華やかな「和」の衣装で打ち鳴らす迫力のあるバチさばきはこれからのまち協活動を応援してもらっているようでした。
会場では安くて新鮮な地元野菜を買い求めて、長い列ができました。また、ステージでは特別企画の音楽ショーも始まりました。演奏を楽しむ方や古着のバザーやスマートボール、メダカすくいなど、各コーナーに参加する大人や子どもたちの楽しそうな声も聞こえました。
参加者は焼き芋やアマゴの塩焼き、フランクフルト、焼き菓子などを食べたり、写真や工芸作品の展示などを観て楽しんでいました。
また、2階の木工教室では家族連れが本立てづくりに挑戦。「うまくできたよ!」「少し難しかった!」などと言いながら、できた作品を嬉しそうに持って帰りました。
最後のお楽しみ抽選会では、当選者の名前が読み上げられると、地元産のワインや、大きなシクラメンの鉢など、賞品が当たる度に会場に拍手が沸きおこりました。
今年は例年より大勢の方が参加されてお昼過ぎまで賑やかなじまん祭になりました。
[2]大人食堂
~笠間地区まち協~
11月13日、室生上笠間の音楽の森ふれあい館において「大人食堂」を開催しました。
この大人食堂は、高齢者世代(65歳以上)の笠間地区住民を対象に、食事と交流の場を提供することによって、屋内にこもりがちになる生活から外に出る機会を増やし、身体機能の維持向上、また認知症などの予防を図りながら、住み慣れた土地で活気ある生活ができる地域づくりを目指した事業です。
開催にあたっては、今年度の新規事業であることから、各自治会役員の方には、各家庭への案内チラシの配付や参加を促す声掛けの協力をお願いし、今回は23人の方が来場されました。手作りのおいしい料理でお腹いっぱいになった後は、スタッフによる「頭と体の体操」を談笑しながら楽しく行いました。
今年度は、あと3回の開催を予定しています。まだまだ手探りの事業ですが、元気な地域づくりを目指して継続していきます。
[3]まち協懇談会を開催
~市内各まち協~
まち協と市長との懇談会を11月19日から27日にかけて、市内4地域で開催しました。
コロナ禍で停滞していた活動も徐々に復活するなか、少子高齢化が進み地域活力の低下が各まち協の共通の懸案事項となっています。懇談会では、各事業の報告や情報交換、課題などを出し、今後の活動の参考にしていただきました。
また、市からは各まち協に実施していただきたい事業として、(1)「ウェルネスシティ事業の推進による健康なまちづくり」として健康ポイント事業等の実施、(2)全世代が住み続けられる地域に向け「買い物支援」への取り組み、(3)「移住・定住・関係人口の促進」を図るため、各地域の魅力を活かした情報発信等の実施について提案しました。
問合せ:政策推進課