- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県宇陀市
- 広報紙名 : 広報うだ (2025年1月号)
毎回「薬草」に関わる内容を連載でお届けするコラムです。
■コンニャク
コンニャクの一般的な効果は、便通が良くなることや、中に含まれるグルコナンマンによって血糖値の上昇が抑えられ、コレステロールが下がるので、高脂血症にも効果が期待されることなどが挙げられます。ところが現在は栄養価が少なく、私たちの体内では分解できないためにカロリーが得られないので、ダイエットに良いということだけが注目されています。
コンニャクは、東南アジア、マレーシア地域を中心に、アフリカにも数種が分布している多年生の塊茎植物(地下茎が芋状に膨らむ植物)です。
日本の山野あるコンニャク様のサトイモ科の植物、例えばユキモチソウ、ムサシアブミなど多数の種は、すべて有毒ですので絶対に口にしないようにしてください。日本に生えていて、食べられるのはコンニャクだけです。
※当市で「薬草活用講演会」をしていただいた村上光太郎先生の連載より一部抜粋
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