くらし 吉野町議会からのお知らせ(4)

■一般質問
議員の日常の活動と町民の声や自身の考え方をもとに、町長や教育長などへ方針を問うものです。次のとおり5名の議員が町政について質問しました。

◇旧吉野小学校跡地の利活用について
山本義史
Q:旧吉野小学校跡地を奥村組が利活用することを、議会の承認なしに決めることはできるのか。また、「町に支払う賃料(年間)の合計が257万円/年」となっているが、その金額はあまりにも低すぎるのではないか。そのことは、町民の利益を損失していると考えられるが如何か。

A:今回の利活用事業者選定等の手続きについては、地方自治法上議会に諮る案件には該当しないものの、議員全員協議会において一連の経緯を含めた報告の場を設けていただいた。今後も事業の進捗について、議会への説明を重ねていきたい。
また、賃借料については、12月議会の一般質問における町長の答弁のとおり、不動産鑑定評価に基づき客観的に算出したもの。

◇学童保育について
上麻里子
Q:育て日本一宣言を出した吉野町において、学童保育の充実は必要と考えるが、現状は、指導員の人員不足が大変問題となっている。正規職員の採用や17時以降の時間に対して特別待遇するなど人員不足解消に対する町の考えを伺う。

A:学童保育指導員の募集については、ハローワーク、町ホームページなどで募集を続けているが、特殊な時間帯の勤務になることなどから、なかなか応募が無いのが現状である。子どもたちの安心安全な居場所づくりのためには、指導員の確保は最優先課題と捉えており、国や県が示す基準、近隣の状況を検討した上で引き続き確保に向けた取り組を進めていきたい。

他の質問:ゴミ袋について

◇公有地や遊休地の活用について
西澤巧平
Q:建物がある公有地(見附三茶屋・あけみどり跡地・その他)の今後の短期・長期計画について伺う。

A:質問いただいた建物がある公有地については、防災用の備蓄倉庫として活用している所もあるが、多くは建物の維持管理が主となっている現状である。今後の長期的な展望としては、公有地としての利用価値・維持管理コストを勘案しながら、契約合意書に基づき活用方法について検討を進めていきたい。

◇役場で毎日鳴るサイレンについて
長谷政和
Q:正午に鳴るサイレンの音がうるさい。乳児を寝かしつけている子育て世帯や夜勤明けで就寝している方、移住者や観光客が増えつつある昨今の上市地区の実情を踏まえた上で、今後も同様に鳴らしていくつもりか伺う。

A:役場サイレンは、火災発生時など緊急時における情報伝達の一つとして重要な役割を担っているため、地元消防団等との協議を踏まえ正午に吹鳴点検を実施している。他の町管理サイレン吹鳴点検は、地域の実情に応じ点検方法が異なるため、今回の質問を踏まえ、サイレンの点検方法について地元消防団等と検討を行いたい。

◇市街化調整区域での開発に関して
辻内正誠
Q:市街化調整区域内での事業展開に関して私なりに十分に可能との理解がある。飲食店やコンビニの出店の可能性に関して、事業所の進出・地区計画に関して町の見解について伺う。

A:街化調整区域における開発行為の基準は、都市計画法第34条の各号に定められた条件に基づき、関係機関並びに法に基づく手続きが必要となる。また、市街化調整区域における地区計画については、地域の特性に応じたまちづくりの手法になるが、地区のまちづくりを将来的に考え、まちづくりの方針を策定する必要があると考えている。

他の質問:さくら学園体育館へのエアコン設置に関して