くらし 総務課 財政・デジタル推進室からのお知らせ

■令和7年度 吉野町の当初予算
◆予算編成のポイント
賑わい、民間活力導入による旧吉野小学校跡地利活用の推進、町民の命を守り、次世代につながる新庁舎整備事業の推進といった重点事業を中心に様々な事業を実施できる予算としています。

◇会計別の予算規模
吉野町には、一般会計と3つの特別会計、2つの企業会計があり令和7年度の予算規模は次のとおりとなっています。
(単位:千円)

※下水道事業特別会計・農業集落排水事業特別会計は、令和7年度から地方公営企業法等による財務規定を適用
※水道事業特別会計は、奈良県広域水道企業団設立に伴い令和7年3月31日をもって廃止

◆歳入の内訳(単位:千円)

◇歳入予算の特徴
・歳入の構成をみると、自主財源が歳入全体の28.0%、依存財源が72.0%となっており、依然として厳しい歳入状況になっています。
・町税は、前年に比べ455万8千円(▲0.6%)の減となっています。
・国・県支出金は、前年に比べ4,206万2千円(14.4%)の増となっています。
・町債(借金)は、前年に比べ1億200万円(9.3%)の増となっています。

◆歳出の内訳(単位:千円)

◇歳出予算の特徴
・総務費は、情報総合システムの標準化、旧吉野小学校跡地利活用事業等の増加により、前年度に比べ、2億5,120万2千円(23.3%)増加します。
・衛生費は、水道事業特別会計への操出金が減少したことにより前年度に比べ、1億753万3千円(14.2%)増加します。
・公債費は、R2~R3年度の小学校校舎建設を行った際に借入れた地方債の償還開始等より1億1,314万7千円(11.2%)増加します

◆令和7年度の重点事業
◇旧吉野小学校跡地利活用の推進
民間企業と連携し、新施設オープンに向けて、施設整備に関する調整を進めます。

◇新庁舎整備の推進
災害に強い「まち・ひとづくり」の推進、命を守り、次世代につながる新庁舎の早期整備を議論を深めながら進めます。

◇二地域居住の推進
関係人口・定住人口の増加に向けて、二地域居住に向けた取り組みを推進します。

◆令和7年度の主な新しい取り組み
◇01 移住体験施設の整備
町が所有する空き家を活用し、移住体験施設の整備を行います

◇02 持続可能な地域公共交通確保のための調査
住み続けることができる持続可能な地域交通を目指し、昼間の日常生活、夜間の賑わい創出につながる共助版ライドシェアの実証試験運行を支援します

◇03 インバウンド受入れ環境の整備
観光振興計画に基づき、インバウンド誘客に向けた環境整備や近鉄沿線の駅を起点とした二次交通の充実にも取り組みます

問合せ:総務課 財政・デジタル推進室
【電話】32-3081