くらし 令和7年度 予算 主な事業 成長と福祉の好循環を形成する予算(1)

産業の高付加価値化や活力ある民間企業との共創を通じ地方経済の活性化を図るとともに、子育てや交通、生活道路など暮らしに紐づく環境の向上に取り組むことで地方創生における「成長の主役」として社会増の実現へという思いから予算編成を行いました。

■01 ふるさとで学び働けるまち
◆産業を支える人材・企業への支援
◇「FAVTOWN」を活用した市内就職マッチング 393万8千円
関係人口創出事業「FAVTOWN」内に企業ページを掲載するとともに、希望者が企業からダイレクトスカウトを受けられるように市内就職マッチングサービスを導入。

◇女性、若者、シニア新規開業資金等利子補給金 300万円
日本政策金融公庫の新規開業資金等を借り受けた方を対象に利子の一部を補給することで、市内での新規創業促進を図る。

◇所得向上補助金 2,000万円
給与増加を伴う設備投資を行う企業に取得価格の一部を補助。(対象業種:製造業、道路貨物運送業、卸売業など)

◎[市内企業]労働生産性の向上・250万円以上の投資・給与1.0%以上増加の表明→設備取得価格の5%を補助

◆“稼げる観光”の推進
◇クルーズ船の活用 811万8千円
和歌山港寄港のクルーズ船の乗船客に飲食店等と連携した割引クーポンを発行することで、市内観光・市内消費を促進。

◇港まつりの再編・魅力化 2,381万円
花火とドローンショーの競演、関連イベントの充実等による滞在時間の延長や宿泊促進を図る。

◇天守閣上空でのドローンショー開催 2,125万円
城内ライトアップの特別な演出と組み合わせ、夜間も楽しめる城として更なるプロモーションにつなげる。

◇和歌の浦ブランド化プロジェクト 2,000万円
地域固有の食や景観などの魅力、未利用・低利用の空間資源などを活用する民間投資を呼び込み、集客力の高いコンテンツを創出・集積するため、地域のブランド価値向上を図る。

◇和歌の聖地・ベイオブポエムズ 349万5千円
インバウンド等に和歌の歴史・文化を体感してもらうため、著名人などを招いた「和歌サミット~Bay of Poems~」の開催など、和歌の浦の魅力を高め発信する取組を推進。

◇万博を契機とした観光誘客プロモーション強化 2,209万3千円

■02 県都として活力にあふれたまち
◆和歌山城の魅力向上
◇北辺櫓群の整備 902万5千円
和歌山城二の丸北辺櫓群のうち、未調査部分(土塀・多門櫓)の発掘調査を実施。

◇扇の芝の整備 487万7千円
これまで建物で覆われていた砂の丸(南)西面の石垣において三次元測量および石材劣化調査を実施。

◇和歌山城公園動物園クマ園舎の改修 477万4千円
飼育環境改善や安全性強化に向けたリニューアルのため改修工事の実施設計を行う。

◆地域の個性を生かした拠点づくり
◇紀伊駅前広場の整備 4,000万円
交通結節点機能の強化を図るため、設計に着手。

◇紀ノ川駅のバリアフリー化 7,617万4千円
事業者、国、県、市の4者が協調し、エレベーター設置等のバリアフリー化を実施。

◇第6ブロックへのコミュニティセンターの整備 3,463万9千円
鳴神児童館、文化会館、地区集会所を集約し、複合機能を有するコミュニティセンターとして整備するため、基本設計に着手。

◇西コミュニティセンターの活用 5,748万円