くらし 【情報ワイド】kinokawa お知らせ

■~食育情報通信vol.26~塩分摂りすぎていませんか?
成人1日あたりの食塩摂取量の目標値は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。しかし、和歌山県民の食塩摂取量は、男性9.7g、女性8.9gとなっており、目標値を大きく超えて塩分を摂っている状況です。
食生活を見直して、おいしく適塩生活を始めてみませんか。

和歌山県の食塩摂取量の平均(1歳以上)(平成3年~令和4年の推移)(性別)
(令和4年県民健康・栄養調査結果)

男性9.7g
女性8.9g
平均以上もあるの⁉

塩分を取りすぎると高血圧、胃がん、糖尿病、肥満などのリスクがあります。

▽どんなものに塩分が多く入っているの?
インスタント食品、総菜、加工食品(ソーセージ、ハム、チーズ、かまぼこ、梅干し、干ものなど)、麺類(ラーメン・うどん)、丼もの(牛丼・かつ丼)など

▽簡単にできる減塩のコツ!
・調味料は直接かけずに、小皿にとってつけて食べる。
・ラーメンなどの麺類のスープはできるだけ残す。
・みそ汁は具だくさんにして、汁の量を減らす。
・酸味や香辛料、だしのうま味をいかして調理する。
・栄養成分表示で「塩分表記」をチェックする。

▽塩分の排出を促す食品を食べるのもポイント!
「カリウム」には体内の塩分を体外に排出する作用があります。市では野菜や果物が豊富に生産されています。新鮮な野菜や果物をたくさん食べて、摂取しすぎた塩分を体外に排出するように心がけてみてはどうでしょうか。
※腎臓など、疾患のある人は、医師に相談ください。カリウムは腎臓機能の悪化を招きます。

問合せ:紀の川市食育推進会議
【電話】内線74801(農業振興課内)

■自治体が各種証明書や郵送物で使用する文字が標準化
国は、全国自治体の主な業務で取扱うシステムの統一・標準化を進めています。この一環として、主な業務システムで使用する文字を「行政事務標準文字」に変更します。今まで、自治体ごとにコンピューターで管理する文字が異なるため、効率的な行政サービスの妨げになってきました。国は、この状況を解消し、デジタル社会に適応した事務処理を実施できるよう、デジタル庁で作成した統一文字規格である「行政事務標準文字」を導入し、全ての自治体で同じ文字を使えるようにします。

Q:標準化で何が変わるの?
A:全ての自治体が同じ文字を使い行政事務を効率化するため、住民票の写しや自治体がみなさんへ発送する郵送物の宛名などに用いる文字が今までと違ったデザインになる場合があります。

Q:どのように変わるの?
A:部首の大きさ、曲げはねの違い、一部の長さの違いなど、デザインの差(「字形」の違い)の範囲内で変わる場合があります。漢字の骨組み(「字体」の違い)は変わりません。

Q:いつから変わるの?
A:12月から順次導入します。

Q:行政事務標準文字とは?
A:「行政事務標準文字」は、全ての自治体が同じ文字を使うことによって効率的な行政サービスの実施や大規模災害への迅速な対応ができるよう、導入するものです。戸籍では従来の文字を保持し続けます。くわしくは市ホームページ(本紙掲載コード)を確認ください。

問合せ:市民課
【電話】内線71101