- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県岩美町
- 広報紙名 : 広報いわみ 2025年9月号 No.792
◎令和6年度集計結果概要版
町では、男女共同参画社会実現のため「いわみ虹色プラン-岩美町男女共同参画計画-」に基づいた様々な取組を実施しています。
町民の皆さまに男女共同参画に対するお考えやご意見を伺い、今後の施策を検討するうえでの基礎的な資料とするため、この調査を実施しました。その調査結果がまとまりましたので、一部をご紹介します。(調査結果は、町ホームページに掲載しています。)
お忙しいところ調査にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。
■調査の概要
対象:18歳以上の男女
調査数:1,500人
有効回答率:25.6%
時期:令和6年10月
調査方法:郵送による配布・回収またはウェブ上のフォーマットからの回収
《男女平等意識》
学校教育、職場、家庭生活、町内会などの地域活動の場、政治や行政の施策、方針決定の場、法律や制度の上、社会通念・慣習やしきたりなどの分野で男女の地位は平等になっていると思いますか?
○平等であると答えた割合
令和2・5年度調査との比較(単位:%)
各分野での男女の平等意識について、「平等」と答えた最も高い分野は「学校教育」(女性72.6%、男性75.7%)となっています。『男性優遇』の割合が高い分野では、男女ともに「社会通念・慣習やしきたりなど」(女性81.4%、男性71.0%)で7割を超えていました。
※『男性優遇』…「男性の方が非常に優遇されている」、「どちらかと言えば男性の方が優遇されている」の割合を合わせて計算しています。
《性別役割分担意識》
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について、あなたはどう思いますか?
令和2・5年度調査との比較(単位:%)
『反対』と答えた割合が、男女とも7割を超えています。また、年代別では、『反対』と回答した割合が最も高かったのは、男女ともに20歳以下で女性84.2%、男性75.0%でした。
※『反対』…「反対」と「どちらかと言えば反対」の割合を合わせて計算しています。
《ドメスティック・バイオレンス(DV)について》
あなたは、これまでにパートナー(配偶者や恋人など)からDV(ドメスティック・バイオレンス)の被害を受けたことがありますか?
(単位:%)
DVの行為の中で被害に『あった』割合が最も高いのは、男女ともに、「大声でどなられた」(女性19.0%、男性12.5%)となっています。令和2年度と前回に実施された町民意識調査と比較すると、女性での『あった』と答えた割合で「身体に対する暴力」は減少していますが、「あなたもしくはあなたの家族に危害をくわえられるのではないかと恐怖を感じるような脅迫を受けた」、「いやがっているのに性的な行為を強要された」では増加しており、令和2年度調査の約2倍となっています。
※『あった』…「何度もあった」、「1,2度あった」の割合を合わせて計算しています。
問合せ:教育委員会事務局 人権同和対策係
【電話】73-1302