- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県智頭町
- 広報紙名 : 広報ちづ 2025年9月号
■がん征圧月間 ~健康は 予防と検診の 二刀流~
がんと聞いても、「自分もかかるかもしれない」と思う人は少ないかもしれません。しかし、がんは2人に1人はかかるといわれており、日本人の死因第一位でもあります。他人事ではありません。
がんは早期発見できれば治癒する確率が高まります。早期発見のために、定められた間隔でがん検診を受け、精密検査が必要と判断された場合は、必ず精密検査を受けるようにしましょう。
また、食生活や運動などの生活習慣を整えることは、がん予防にもつながります。
■健康増進普及月間
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~
健康に近道はありません。生活習慣の積み重ねが健康状態に大きく影響します。
・バランスのとれた食事を、1日3回、適量とっていますか?
・身体を動かす機会はありますか?
・睡眠で休養はとれていますか?
・たばこは吸っていませんか?
・お酒は1日1合までにしていますか?週2日程度の休肝日はありますか?
■食生活改善普及運動
食事はバランスが大切です。特定の食べ物に偏ることなく、いろいろな食品を少しずつ食べることで、自然と栄養バランスが整います。
ただ、意識しないと不足しがちなものが野菜です。野菜は、生の状態であれば両手3杯分程度が1日の適量です。これは、火を通すと小鉢5皿分程度になります。皆さんは毎食、野菜を食べていますか。
智頭町のがん検診、国民健康保険に加入している人の特定健診、後期高齢者医療制度に加入している人の後期高齢者健診は、いずれも無料で受けられます。
今年度の健診をまだ受けていない人は、この機会にぜひ受診を!
■9月24日~30日は結核・呼吸器感染症予防週間です!
結核は、全国で年間1万人近くの新たな患者が発生し、およそ1,700人が亡くなっている重大な感染症です。鳥取県東部においても毎年新たな患者が発生しており、大半を70歳以上の高齢者が占めています。
しかし、結核は早期発見すれば、通院・服薬治療で治ります。
▽次のような症状があるときは、できるだけ早く受診しましょう
・咳が2週間以上続く
・たんがよく出る、たんに血が混じる
・微熱が続く、体がだるい
・食欲不振が続き、体重が減ってきた
・息を吸うときに胸が痛む
高齢になるほど咳やたんの呼吸器症状が出にくく、なかなか結核の発病に気づかないことがあります。65歳以上の人は、症状がなくても年に1回は結核検診(肺がん検診と同時実施)を受けましょう。
問合せ先:保健センター福祉課
【電話】75-4101