くらし 町自連だより

人口減少の中で
大野自治協会 会長 玉木克廣(たまきかつひろ)

令和7年3月末の大野地区の人口は1,018人、高齢化率もついに50・2%となり、市内で最も人口が少なく、少子高齢化が進んでいる地域となりました。
そんな厳しい状況の中ではありますが、コロナ明けの3年前からは、小中学生をはじめ、住民総参加による「町民体育祭」、地域内外からの多数の参加を迎え盛大に行う「おおの夏祭り」、松江市および松江総合医療専門学校と一緒になって地区住民の健康寿命を延ばすことを目的とした「大野ふれあい健康まつり」の3つのイベントを軸に活動しています。
また、新たに「草刈支援隊の設立」に向けた検討や、増え続ける空き家の実態調査に自治会などと連携し、着手したところです。
さまざまな活動を維持していくことが困難になりつつありますが、種々工夫をしながら、地域が営々と続くことを願いつつ、各事業に取り組んでいるところです。