くらし エーロさんに聞いてみよう フィンランドのよもやま話

Eerolla on asiaa
フィンランド出身国際交流員による、フィンランドや邑南町の話

■第17回「冬休みスキーホリデイ」
▽フィンランドの冬休みは1週間
2、3月の節目はフィンランドの学校に通う人にとって特別な期間です。学校は生徒も先生も1週間の冬休みに入ります。
この週間は元々1920年代に生徒たちの健康の維持のために提案され、30年代に法律で定められました。クリスマス休みもありますが、冬休みはそれが終わって約7週間後です。
スキーホリデイとも呼ばれたこの期間は、子どもたちは外でスキーができ、心身の健康を向上させます。春からの勉強をよりよくできることが理想です。また、北極圏は12月、1月が暗くて太陽が少ししか見えない日が大半ですが、2月は日照時間が十分長くなり、外で遊びたくなります。
スキー以外によくすることは、ソリ遊びとアイススケートです。アイススケートは凍ったグラウンドの上、または凍った湖か海の上でします。
冬休みは地域によって期間が違います。首都圏を含む南西フィンランドは今年2月15~23日まで休みます。西と中央フィンランドの一部は、その1週間後、北東フィンランドは2週間後です。この調整で観光施設への負担が和らぎ、北フィンランドのスキーセンターなどの混雑が減り、国民にも機関にも楽になります。(ちなみに日本のゴールデンウィークも似たように2、3段階で行うのは悪くないではないでしょうか)。

▽最近の冬休みの過ごし方
最近、ウィンタースポーツと関係がない冬休みを過ごす家族もたくさんいます。9連休なので外国旅行も簡単にできます。2024年2月の新聞記事(Yle)に載っていた読者への調査によると、外国旅行に出かけるのは人口の5%です。一番多くの7割弱はどこにも行かず家で過ごし、国内旅行に出かけるのは13%、親戚か友人の家に過ごすのは8%とスキーセンター施設に過ごすのは5%です。正式な統計はないはずですが、自分のスキーかスケートを持っている人の数が少しずつ減っているそうです。

▽スキー後の温かいジュース
私の家族はサマーコテージ(田舎のシンプルな別荘)に行って、1週間くらいほぼ毎日クロスカントリースキーをしに行ったことは何回もあります。コテージの近くの野原と隣の湖の上もスキーができますが、よく手入れされたスキーセンターに通っていたのは普通でした。小中学生の頃、1週間で何キロメートルができるかと自分を挑戦し、百キロを超えた年もあります(もっともいい日々は30km超えでした)。
スキーのモチベーションのもう一つは、スキーを終えて駐車場近くのスキーコテージでお父さんと一緒に温かいジュースを飲み、ドーナツを食べることができたということでした。冬休みに北フィンランドのスキーセンターは真冬(クリスマス休み)に行ったことがありますが、冬休みに行ったことはありません。