くらし 本年度の主要事業(4)

■建設関係の事業
▽浜田自動車道4車線化事業
令和4年3月に事業化され、事業主体のNEXCO西日本中国支社により事業が実施されています。令和7年1月8日の発表では、市木地内の猪子谷橋下部工工事が令和7年度第1四半期に入札予定となっています。
▽町の道路整備事業
法面対策、落石対策として、町道日南川上田線の災害防除事業を、通学路安全対策として、石見中学校付近にある石見中央線の歩道整備を、それぞれ継続して実施する予定です。また、改良事業として、高見宇都井線、片田善教寺原線、簾金比羅線の3路線を継続して実施する予定です。
▽県事業の国県道整備事業
国道261号の臼谷工区、主要地方道甲田作木線の西之原工区等5路線7工区の整備をそれぞれ継続していただくよう要望しています。
▽県事業の河川改修事業
出羽川の三日市工区及び吉時工区の整備を継続していただくよう要望しています。また、砂防事業は、横田川及び阿須那出羽川左支渓Lの整備を、急傾斜地崩壊防止事業については、田本地区及び田所下地区の整備を、それぞれ継続していただくよう要望しています。
▽農業農村整備、治山、林道整備
町の畑地等促進整備事業には、矢広原地区の整備を継続して実施する予定です。また、農村地域防災減災事業については、羽須美地域、阿須那地区の柳迫ため池の廃止を実施する予定です。
▽地籍調査
矢上18地区をはじめ3地区を新規に着手する予定です。
▽治山事業
新規に田代地区を整備していただき、布施地区等3地区の整備も継続していただき、林道事業は、三坂小林線等3路線の整備を継続していただくよう要望しています。
▽水道施設整備
日和東水道施設整備事業には、令和4年7月に猛暑のため日和地区明泉谷浄水場での水源の枯渇事案発生を受け、町では渇水対策本部を設置し、明泉谷浄水場への給水車による原水輸送の緊急対応を実施しました。令和4年以降は、渇水は発生していないものの夏季には水源の取水が減少している状況です。また、邑南町水道事業ビジョンでは日和地区での給水人口の減少、日和東にある山根谷、明泉谷の2つの浄水場の老朽化に伴う施設のダウンサイジング(施設統合)が検討事項となっており、新浄水場の建設を実施することとしました。これまで地下水源調査、認可申請を行い、7年度は設計業務、井戸掘削など行う予定で、完成は令和11年度を予定しています。
▽下水道事業経営戦略
平成28年度末に策定していますが、企業会計移行にあたり総務省ガイドラインにある内容を満たしていないことから見直しの必要があります。今回の経営戦略の改定については補助事業や地方債の要件となっているため(管路整備など)、7年度までに行わないと、事業を行うにあたり支障が生じます。経営戦略の策定にあたっては、時間の経過に伴い、人口動向や更新費用、収支の状況等を反映して的確な計画とする必要が求められ、そのため、経営戦略に基づく取組の進捗と成果を一定期間ごとに評価、検証した上で、3年から5年内に質を高める改定を行うこととなりますが、ガイドラインの「基本的事項」を踏まえ、
(1)今後の人口減少等を加味した料金収入の的確な反映
(2)減価償却費や耐用年数等に基づく施設の老朽化を踏まえた将来における所要の更新費用の的確な反映
(3)物価上昇等を反映した維持管理費、委託費、動力費等の上昇傾向等の的確な反映
(4)上記(1)(2)(3)等を反映した上での収支を維持する上で必要となる経営改革(料金改定、広域化、民間活用・効率化、事業廃止等)の検討
について、少なくとも経営戦略の改定に反映し、実効性のある経営戦略とすることが求められています。

全文は、邑南町のホームページ等で公開しています。