くらし 人口減少問題に立ち向かう 第3期おかやま創生総合戦略スタート!

計画期間:令和7(2025)~10(2028)年度
県では、人口減少問題への的確な対応と持続的発展に向けて、今年3月に「第3期おかやま創生総合戦略」を策定しました。

■岡山県の人口はこの先どうなるの?
本県の人口は、平成17(2005)年の約196万人をピークに減少しています。
このまま人口が減り続けると、生産年齢人口の減少、国内市場の縮小、地域の活力の低下などにより、県民生活に深刻な影響を及ぼすことが懸念されます。

▽岡山県の人口の推移と長期的な見通し

(注)「少子化対策や若者の還流・定着等により合計特殊出生率が上昇した場合」は、合計特殊出生率が2050年に国民希望出生率(1.80)と同程度まで向上、2060年には国の人口置換水準(人口を維持できる水準)であるとされる2.07程度となる想定を基に推計したものです。

こうした急激な人口減少に早急に対応するとともに、当面避けられない人口減少から生じる諸課題に的確に対応するため、引き続き総力を挙げて、人口減少問題への的確な対応と本県の持続的発展、すなわち「おかやま創生」の加速化・深化に取り組みます。

■人口減少対策って何をするの?
市町村をはじめ、さまざまな分野の皆さまとともに、取り組みを推進します!

視点1:急激に人口が減少(自然減と社会減)している状況に早急に対応する。

▽対策(1) 結婚・子育ての希望をかなえる少子化対策の推進(自然減対策)
(1)結婚の希望をかなえる環境づくり
(2)妊娠・出産の希望がかなう環境づくり
(3)子育て支援の充実
(4)結婚・子育てと仕事の両立支援の充実

▽対策(2) つながりを築き、人を呼び込む郷土岡山づくりの推進(社会減対策)
(1)移住・定住の促進
(2)若者の還流・定着
(3)地方創生を担う人材の育成
(4)情報発信力の強化

視点2:現在の少子化・高齢化の状況に鑑みて当面避けられない人口減少から生じる諸課題に的確に対応する。

▽対策(3) 地域の持続的発展のための経済力の確保
(1)生産性向上の促進
(2)産業の活性化
(3)多様な人材の活躍推進

▽対策(4) 地域の持続的発展のための活力の維持
(1)拠点機能の確保
(2)地域社会の活性化
(3)安全・安心な地域づくり
(4)医療・福祉の確保

問合せ:地方創生推進室
【電話】086-226-7086