くらし それぞれの任務で奮闘中!地域おこし協力隊活動報告

■「ふれあい市」から元気に!持続可能な事業への挑戦
寺内 宏明さん
担当ミッション:生桑地区の地域振興チャレンジ
美土里町生桑地区で暮らす人々の生活を支える「ふれあい市」を拠点に活動中。買い物が難しい方や外出が困難な方には、寺内さん自らが配達サービスを行うなど、生活に寄り添った取り組みに注力しています。さらに要望に応じた商品を届けられるよう、現在はカタログの作成にも取り組んでいます。今後は、これまでのウェブ広告業の経験を生かし、インターネットでの販売に挑戦。「地域外からの売上を生み出す仕組みを作り、ふれあい市を持続可能な事業にしていきたい。ここには恵まれた土壌がありますから、外部の人がわざわざ買いたいと思えるような商品を生み出していければと思っています」と寺内さん。生桑地区の人々の温かさにも支えられながら、地域の人みんなが豊かになる事業のロールモデルの構築に奮闘しています。

■国際的な広い視点から吉田高校の学びを支える
下林 悠治さん
担当ミッション:高校魅力化推進チャレンジ
2008年から16年間アイルランドで暮らし、現地の農家さんと共にオーガニック農業を推進するアドバイザーとして活動。その経験を生かし、吉田高校の魅力化や地域との連携に関する活動を行っています。「今後高校生たちには、国際化が急速に進む社会で多様な人々と関わる力が求められます。高校生活を通してそうした力も身に付けてほしい」。そんな思いから、外部の人との交流を勧めたり、探究科やアグリビジネス科の授業を補助することで、生徒たちが学びをより楽しく深めてもらえるように取り組んでいます。「来年度、教員免許を取得する予定です。将来的には、教育分野と1次産業を組み合わせ、地域に貢献できるサービスを提供したい」と下林さん。まずは地域課題に直接触れ『自分ごと』と捉えることで、解決の道を模索していきます。

■安芸高田市らしさを生かし返礼品の可能性を広げたい
金廣 愛璃さん
担当ミッション:ふるさと納税推進チャレンジ
ふるさと納税の増収を目指し、まずは地域の事業者へのヒアリングからスタート。困り事や要望など、ニーズを把握することに取り組んでいます。「もっと面白い返礼品を作りたいという事業者さんには、高校や道の駅「三矢の里あきたかた」とのタイアップ、事業者同士の連携などをサポートする立場で活動できれば」と金廣さん。また、返礼品を「物」から「体験」へと広げ、動物とのふれあい体験やキャンプ場での自然体験、大人の工場見学など、知的好奇心をくすぐるプログラムを通じて、安芸高田市らしい特別な体験を提供したいと模索しています。「面白いと感じたことは、自分らしく発信していきたい。返礼品の魅力をPRすることで、地域の素晴らしさを多くの人に知ってもらえるようにしたい」と意気込みを語ります。

問合せ:政策企画課 地方創生推進係
【電話・お太助フォン】42-5612