くらし 令和7年度予算 いつまでも安心して暮らせる持続性のある財政運営を目指して(2)

■取組方針
「ぬくもりのあるまちづくり」「活力あふれるまちづくり」「健康で安心して暮らせるまちづくり」の3つを掲げ、人口減少の要因の改善に取り組みながら、市民に寄り添った、住みよいまちづくりを推進していきます。

▽ぬくもりのあるまちづくり
恵み豊かな生活、魅力ある地域づくりを支える原動力は、家族、友人、地域を愛する心です。こうした地域愛・郷土愛を持った、次世代を担うこどもたちを育むための環境を整えていきます。
また、協働のまちづくりを進めるため、地域の絆を深め、若い世代の市民にも積極的に地域活動に参加してもらえるよう取り組んでいきます。

▽活力あふれるまちづくり
市の基盤産業である農水産業や商工業、さらには観光業などを支え、将来を担う人材を育成することが地域の魅力を引き出します。市内に埋もれている、あらゆる地域の資源・活力を引き出すことで、市の魅力を高めるとともに、市に賑わいと活力を生み出す取組を行います。
また、企業誘致により、働く場の創出に力を注ぐとともに、地場産業の後継者問題の改善など、経済活動の活性化に取り組みます。

▽健康で安心して暮らせるまちづくり
住み慣れた地域でいつまでも健康で安心した暮らしを実現することは、誰もが願うことです。日々の暮らしを健康に過ごすための体制を整えるとともに、適切な支援を行います。
地域の暮らしの中で重要な基盤となる公共交通やインフラ施設などの適切な維持に努めるとともに、地域のニーズや将来を見据えた整備を検討します。
市民の誇りのひとつである豊かな自然環境を守るため、ごみ処理施設などの適正な管理に努め、暮らしの環境美化に努めます。
また緊急時の防災体制の整備など防災力の向上に努め、安全安心なまちづくりに取り組みます。

■会計別予算

※企業会計の予算額については、収益的支出と資本的支出の計
※地域開発事業特別会計は、令和6年度末で廃止

■基金の状況

※令和6年度末現在高見込額は、2月補正予算後の見込み

■市債現在高の見込み

※令和6年度末現在高見込額は、2月補正予算後の見込み

令和7年度一般会計現在高見込額約163億円のうち、約123億円は、償還時に普通交付税措置がされるので、市の実質負担は約40億円の見込みです。