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■関門“ノスタルジック”海峡 ~時の停車場、近代化の記憶~
下関市民の皆さんは、下関・門司の海峡エリアが日本遺産に認定されていることはご存じですよね。日本遺産とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を語るストーリーとして認定するものです。今回は、そのストーリーに思いをはせながら、実際に私たちが散歩し、大好きになった2つの施設を紹介します!
まずは旧宮崎商館です。石炭輸出業を営む商館として明治40年に建設された建物で、開放的なベランダや洋館の内部に和室が存在するといったアンバランスさを感じられる館です。もう1つは、下関南部町郵便局。現役の郵便局舎の中では日本最古の建物で、10月のキャンドルナイトの時はノスタルジック感は最高潮なんです!
いかがでしょうか?ぜひ皆さんも1度訪れてみてください♪

▽STORY
古来より陸上・海上交通の要衝であった関門地域は、幕末の下関戦争を契機とした下関・門司両港の開港以降、海峡の出入口には双子の洋式灯台が設置され、沿岸部には重厚な近代建築が続々と建設された。
狭隘な海峡を外国船が行き交う景観の中、日本が近代国家建設へ向け躍動した時代のレトロな建造物群が、時が停止したかのように現在も残されている。
渡船や海底トンネルを使って両岸を巡れば、まるで映画のワンシーンに紛れ込んだような、ノスタルジックな街並みに出会うことができる。

文化・伝統を語るストーリー
市立大学SCU~地域魅力拡散し隊~
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