- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県長門市
- 広報紙名 : 長門市広報 知っちょこ 令和7年4月号
■長門市しごとセンターT.e.g.o.特定非営利活動法人つなぐ
鶴田(つるだ)隆通(たかみち)さん
市外から移住し、長門市しごとセンターで働く鶴田さんにお話を伺いました。
◇どのような仕事をしていますか?
受付事務や、イベントの補助、Excel(パソコン)相談の講師をしています。Excel相談は、週に一回程度(希望のあった日)、主に大人の方を対象に対応しています。
◇仕事でやりがいを感じていることは?
僕たちの世代は、ちょうどパソコンが学校教育に導入された時代でした。それが今は、パソコンがプログラミング教育としてカリキュラムの中にしっかり組み込まれています。パソコンがメインとなってきた今、学校の先生も対応が難しい、痒いところに手が届くような業務をNPO法人つなぐが行っています。僕は、教えることが好きなのですが、業務を通して、大人から子どもまで、幅広い世代の方と関われていることにやりがいを感じています。
◇長門市に来たきっかけは?
東京で単身赴任していた父が、田舎暮らしがしたいと選んだ場所が海がそばにある油谷地区だったんです。当時、愛知県で仕事をしていた僕は、たまに父のところへ遊びに行っていて、自然に触れるうちに自分もここに住みたいと移住を決めました。
北九州市に実家があるので、週末だけ母が長門市に来て、海のそばでパンを販売していますが、ここは本当にのんびり過ごすことができる家族の癒しの場所にもなっています。
◇長門市に住んでみていかがですか?
住まいが油谷地区ということもあり、当初は海がメインだと思っていましたが、実際に住んでみると、山や温泉もあり、自然の全てが揃っているところだと感じました。都会の人は自然を求めてくるので、長門市の自然体験できるフィールドは、絶対的な強みだと思っています。
自分のやりたかった夢のひとつに、自然の中で遊ぶということがあり、長門市に来てからシーカヤック体験や青海島のダイビングも体験させてもらいました。その中で、僕が一番おすすめしたい場所でもある油谷湾のシーカヤック体験は、冒険に出るような興奮と海の透明度に本当に感動しました。
◇今後の目標は?
今までは、仕事でなかなか自分の時間が取れないことがあったので、今後は趣味のキャンプなど自分のやりたいことにベクトルを向けたいと思っています。また、スポーツ推進委員や夢つなぎ塾などのお手伝いもしているので、長門市に恩返しをするという意味でも、地域貢献の活動も積極的にしていきたいと考えています。