- 発行日 :
- 自治体名 : 香川県丸亀市
- 広報紙名 : 広報まるがめ 令和7年11月号
■滑舌が悪いのは舌小帯が短いせいかもしれませんよ
舌小帯(ぜつしょうたい)とは、舌の裏側と口の底をつなぐ薄いスジのことで、舌の動きを支える役割を持っています。舌小帯が短すぎると、舌小帯短縮症となり様々な不具合を伴う場合があります。例えば、舌の動きが制限されることにより、お口の中が不潔になりやすくなります。また「た行」「さ行」の発音障害や、受け口や開咬(前歯が噛み合わない)などの歯並びが悪くなる場合があります。診断は、歯科医院で舌の動きを確認する必要があります。ご家庭で確認する方法は、舌を「ベー」っと出した時にハート型になると舌小帯短縮症かもしれません。治療は舌の機能トレーニングを行う場合や、必要に応じて舌小帯を切除する可能性がありますが、軽度の場合は成長に伴い改善することもありますので、気になる場合は歯科医にご相談ください。
丸亀市歯科医師会
