くらし 地域包括支援センター「おたっしゃだより」vol.24

■認知症の人や身近な人を地域で支える取り組み「チームオレンジ」活躍中!
認知症は誰でもなり得るもので、今後、高齢者の5人に1人は認知症になると推計されています。市では、認知症の人や家族、地域住民が一緒に支え合う仕組みづくりを行うことで、認知症になっても住み慣れた場所で暮らし続けることのできる地域をめざしています。
今回は、認知症の人やその家族を地域で支援する市民団体「チームオレンジ」を紹介します。

◇「チームオレンジ」って何?
認知症サポーターがチームとなり、認知症の人や家族の思いに寄り添い、理解しながら、外出の支援をしたり、話し相手になったりするなど、生活面を早い段階から支えていく取り組みです。
認知症の人も、メンバーとしてチームに参加できます。

◇こんな活動をしています!

■市内初!チームオレンジが誕生!
●チームオレンジの登録を受けて
高齢者の見守りとオレンジかふぇの活動をするなかで、気になる高齢者を訪問したりカフェに誘ったりするなど、普段から声かけや見守りをしていましたが、登録を受けたことで、より活動の意識が高まりました。

●活動していて良かったこと
・新たなボランティア仲間が増えた
・参加者から「楽しかった」「またお願いします」と感謝され、活動が自分のやりがいになった

◇「チームオレンジ」募集中!
認知症の人と一緒に何かしてみたい!今まで活動してきたことが生かせるかも!という人は、まず、「認知症サポーター養成講座」を受講してください。

■3月のご案内
◇高齢者あんしん相談
認知症や介護に関すること、成年後見制度や高齢者虐待などの相談

◇みとよ元気運動塾
転倒予防のための運動教室

◇もの忘れ相談会
もの忘れや認知症のことについて悩んでいませんか?もの忘れ外来の相談員が個別相談に応じます。
日時:3月12日(水)午後2時~3時
場所:山本町保健センター
対象:本人または家族
※希望する人は、当日会場にお越しください。
※希望者多数の場合は、お待ちいただくことがあります。

◇[耳よりニュース]市役所の窓口に軟骨伝導(なんこつでんどう)イヤホンを設置しています
普段の会話が聞こえにくく心配な人に、安心して手続きや相談を行ってもらえるよう、軟骨伝導イヤホンを市役所の窓口に設置しています。耳に軽く当てるだけで、相手の声がはっきりと聞こえるようになります。
利用を希望する人は、職員に気軽にお声掛けください。
設置場所:
本庁1階 市民課、健康課、税務課
3階 福祉課、介護保険課

■オレンジかふぇのお知らせ
認知症が気になる人、認知症の人とその家族、医療・福祉の専門職など、誰もが気軽に集える場所です。
料金:100~300円

問い合わせ:
地域包括支援センター【電話】73‒3021
南部高齢者サポート【電話】67‒3788