- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県八幡浜市
- 広報紙名 : 広報やわたはま 2025年8月号
6月30日から7月4日までの5日間、市内の中学生が企業や事業所などで職場体験を行いました。
この職場体験は、多感な時期の子どもたちが、職場体験を通じてコミュニケーション能力や忍耐力など、働く上で必要となる基礎的な力を身に付け、地域の産業や企業の魅力に触れ、地元で働く良さを感じてもらうことを目的に行っています。
今月の特集では、市内のさまざまな企業や事業所で職場体験をした生徒たちの様子を写真と共に振り返ります。
■発見! 仕事の魅力・地域の魅力
職場体験中の生徒や従業員の方へインタビューを行い、仕事のやりがいや体験を通しての感想などを聞きました。
従業員の方に丁寧に仕事を教えてもらいながら、一生懸命仕事に取り組む様子を紹介します。
◆消防署第二分署
・救命講習
・放水訓練
・立入検査
・想定訓練
消防署第二分署では中学生6名が救命講習などを体験。最終日には模擬火災を想定した訓練を行い、みんなで協力して消火訓練に取り組んでいました。
▽体験した感想
救急車が到着するまでの平均時間は約9~10分だと教えてもらいました。その時間を1人でずっと胸骨圧迫をするのは大変だったので、交代しながら行う大切さを実技で学びました。
◆九四オレンジフェリー株式会社
・機関部
・甲板部
・事務部
九四オレンジフェリーでは、中学生6名がデッキや売店、機関室などを見学していました。八幡浜港と大分県の臼杵港を行き来するこのフェリーは、人的交流のみならず、物資の流通促進を通じて、四国と九州の経済活動を活性化させています。
九四オレンジフェリー 尾形船長
愛媛県と大分県間の物流を担う仕事にやりがいを感じています。これからも営業部や窓口担当者たちと協力して乗客の皆さんや貨物を安全に送り届けます。
▽体験した感想
普段は、見ることができない場所や仕事の様子を見ることができました。いつか自分で船を操縦してみたいです。
◆オレンジベイフーズ株式会社
・製造部
・品質管理部
・工務部
・管理部
オレンジベイフーズでは、中学生2名が製造や品質管理など4つの部署をローテーションしながら、パティの数を数えて箱に入れる「箱詰め」や機械の点検などを体験していました。
▽体験した感想
製造業に興味があり、大好きなハンバーガーのパティを作っている会社だと知って希望しました。最終日にはハンバーガーづくりも体験でき、とても楽しかったです。
◆市役所の広報にも2人の生徒が職場体験に!
9:00 カメラ講座と名刺交換
市役所の1日は、8時半の朝礼から始まります。その後、2人は名刺を作成し、市長や職員と名刺交換を行いました。カメラの使い方を学んだら、早速取材に向かいます。
10:00 体験中の様子を取材
二宮美桃園では、掃除や花の植え替えを体験している生徒を取材。花の植え替えには、「植物の成長に合わせたもの」と、「より美しく見せるもの」の2つの手法があることなど、植物に関する理解を深めていました。
12:00 八幡浜の風景を撮影
お昼は、7月から毎日営業している平家谷のそうめん流しに行き、自然の中で撮影。さまざまな角度での撮影に挑戦していました。
15:00 レポート作成
取材先で撮影した写真の整理やレポートを作成。たくさん撮った写真の中から上手に撮れた写真を厳選しています。1日お疲れさまでした。
◆体験を振り返って
▽八幡浜中学校 村佐 葉(むらさよう)さん
職場体験では、いろいろな場所で撮影や取材を行うなど、普段できない経験ができました。そして、取材を通して周りを見る力や集中力が大切だと感じました。1週間前とは少し違う自分になり、成長することができたと思います。
▽保内中学校 宮崎 悠斗(みやざきはると)さん
僕は、この5日間で一眼レフカメラを使った撮影や名刺交換などをしました。取材先でいろいろな方と出会い、人とのコミュニケーションについても学ぶことができました。この経験を日常生活でも生かしたいです。
「働いている方々は楽しそうで、職場の雰囲気が良かった。」
「八幡浜らしい自然豊かな場所での撮影が楽しかった。」
5日間、広報の仕事を体験した2人は、体験中にこのように話してくれました。
八幡浜市には、働きがいのある企業や事業所がたくさんあります。職場体験を通して、中学生たちは、働くことの厳しさや楽しさ、地元産業の素晴らしさ、そして、地元で働くことの良さを実感できたことと思います。地元への理解を深めることで、進学や就職で八幡浜を離れても、ふるさとへの愛着を持ち続け、将来、八幡浜に戻ってきたいと思える人材育成につながります。
八幡浜で働く人々の温かさや、豊かな自然に改めて触れたことで2人は八幡浜の魅力を再発見しました。この経験は2人の将来にとって貴重な財産となるはずです。