- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)5月号
■常任委員会審査内容
3つの常任委員会において、付託された議案などの審査を行いました。主な審査内容は次の通りです。
◎新居浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
問:人件費はどのぐらい上がりますか?
答:行政職給料表において8級に相当する職員の給料月額の上昇により、年間で約42万円上がります。
◎新居浜市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
問:保育士の配置基準の改正により保育士は何名ぐらい増えますか?
答:今回の改正は、小規模の保育事業所における3歳以上の子供に対する保育士の配置基準に関するもので、本市の小規模の保育施設については、ゼロ歳児から2歳児を保育している施設しかなく、実質的に対象となる施設はないため、保育士数への影響はないと考えています。
◎新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
問:勤務年数の区分に、新たに35年以上を加えるということですが、在籍30年から35年未満と35年以上の消防団員数はそれぞれ何人いますか?
答:1月1日現在で在籍30年から35年未満の団員は33人、在籍35年以上の団員は41人です。
◎新居浜市布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
問:資格基準の見直しに至った背景は何ですか?
答:今までは衛生面的な観点から上水道を所管する省庁は厚生労働省でしたが、施設の数が増えてきたことや、維持管理にシフトするために、国土交通省に所管が移管されました。国土交通省には、技術的なノウハウがあり、資格要件やヒト、モノ、カネの問題に対して、幅広く対応できることもあり、移管に伴い、政令が改正されました。
◎令和6年度新居浜市一般会計補正予算(第8号)
▽中小企業振興対策費 2千995万9千円
問:補助金は、どの分野が多いですか?
答:以前は、生産性向上に関することが多かったのですが、現在一番ニーズがあるのは人材確保事業です。
▽ふるさと納税被災地支援事業費 99万3千円
問:寄付に係る経費などは誰がどのように負担しますか?
答:ふるさとチョイスというサイトを利用して寄付を受け付けており、決済代行手数料1%が経費としてかかっています。実際に受けた寄付金総額100万3千円から市が負担する決済代行手数料を差し引いた全額を送金するものです。
▽地域福祉基金積立金 21万4千円
問:基金残高と基金の使途はどのようになっていますか?
答:令和6年5月31日時点の基金残高は約1億7千199万9千円です。また、本基金は、地域における高齢者などの保健および福祉の増進を図るために平成3年に設置されており、家族介護者慰労金支給事業や見守り推進員設置委託事業、家庭ごみふれあい収集事業などの主に高齢者に向けた市の独自施策に対する財源に充てています。
▽浄化槽設置整備事業 △915万6千円
問:合併浄化槽補助金の申請見込み減により915万6千円減額となっていますが、どのぐらい申請がありましたか?
答:事業計画では、60基分の申請を見込み、4千401万4千円を予算化していましたが、令和6年12月初旬時点の申請見込みが52基となっており、単独処理浄化槽やくみ取り便槽の撤去件数が当初の見込みよりも少なかったため、3千485万8千円の執行見込みとなっています。