- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県上島町
- 広報紙名 : 広報かみじま 2025年4月号
■『上島町島おこし協力隊 活動報告会』
皆さん、こんにちは。弓削高校魅力化コーディネーターの河村です。今回は2月9日(日)、せとうち交流館で開催した「令和6年度上島町島おこし協力隊活動報告会」についてお伝えいたします。各協力隊が昨年度1年間の活動実績を町民の皆さまに発表する企画で、当日は約50名の方に足を運んでいただき、魚島小中学校の児童・生徒にも参加していただきました。
報告会では、全7ミッション(弓削高校魅力化コーディネーター、移住定住支援・空き家バンク運営、サイクリング振興、鳥獣対策ジビエ振興、ゆめしま寮ハウスマスター、魚島離島留学、ゆめしま未来塾)の活動に取り組む11名の協力隊が発表し、活動実績のほか、上島町に移住した理由やミッションを進める中での課題・問題点、今後の展望などをスライドを使って報告しました。
魚島離島留学の発表では、離島留学生の寮でハウスマスターを務める岩谷弘一隊員と梶浦智恵美隊員が、SUPや平目放流体験、しめ縄作りなどの地域の特性を生かしたイベントを企画し、地域住民と寮の子どもたちが一緒にイベントを楽しんだ様子を紹介。「パワフルな母ちゃん(梶浦隊員)と真面目な父ちゃん(岩谷隊員)で子どもたちを見守っています」と来場者に伝えました。この日、会場に来ていた魚島中の生徒からは「母ちゃんはおいしい料理を作ってくれたり、相談に乗ってくれたりする。父ちゃんは夜型だった私の生活習慣を、規則正しくなるように指導してくれた」などと絆の強さが垣間見え、会場は温かな空気に包まれていました。
全体のアンケートでは、「広報で読むより、実際に聴講することで(協力隊の活動に)力強さを感じた」、「皆様いろんなことに頑張っていることに感謝ばかりです」など励みになる言葉や「協力隊の方と地元の人がもっと交流できる機会があればよい」と貴重なご意見もいただきました。協力隊の活動が地域の課題解決につながるように協力隊同士で連携を取りながら有効な施策を実施していきたいと考えております。今後とも島おこし協力隊をよろしくお願いいたします。報告会に足をお運びいただきありがとうございました。
担当:高校魅力化コーディネーター 河村俊秀