- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県久万高原町
- 広報紙名 : 広報久万高原 2025年4月号
町内のさまざまなサービスを提供している医療機関や介護等の事業所を、インタビュー形式で紹介します
■久万調剤薬局
―管理者より一言。
2025年現在、全医薬品の約25%の供給が不安定な状況が続いています。特に不足が深刻化している薬剤として、呼吸器関連薬(咳止め・去痰薬など)や循環器系薬(降圧薬など)、目薬、塗り薬、シップ薬が挙げられます。日本は原薬(薬を作る材料)の多くを海外調達に依存しており、輸送や通関、為替変動など外的要因で長期的な供給障害が発生しています。
そんな中、当薬局では多方面からの在庫確保と入手ルート拡大、卸業者との連携強化、近隣施設・地域薬剤師会と協力し、患者さまの治療に必要な薬剤を欠かさず供給することに尽力しています。
―調剤薬局のお仕事を教えてください
保険調剤を取り扱える薬局のことを一般的に調剤薬局(保険薬局)と呼び、大衆薬を売る一般の薬局と異なります。街でよく見かける「保険薬局」や「処方箋受付」などの看板やのぼりを立てている薬局がこれにあたり、保険薬局に医療機関で交付された処方箋を提出いただくと、健康保険の療養の給付の一環として、患者さまは処方薬の調剤・情報提供・服薬指導などのサービスを受けることができます。
保険薬局を利用する際には、健康保険証を毎回提出しなければならないとされています(健康保険法施行規則第53条等)。加えて、マイナンバーカードを利用される方は併用薬や飲み合わせの確認に必要な薬剤情報の閲覧のため、受付の際に提示いただくことをお願いしています。
―お薬のことで相談したいのですが、どうしたらいいですか?
電話、メール、来局などで受け付けていますので、飲み合わせや副作用のことなど、何でもお気軽にご相談ください。他の薬局や病院のお薬でも対応致します。
―地域の方々にメッセージをお願いします
現在、社会の高齢化が進み、健康と福祉に対する期待がますます高まっています。こうした時代環境の中、私たち調剤薬局にできること―それは皆さまの〝健康なくらし〞を支え、「患者さまお一人お一人のために」を追求し続けていくことだと考えています。地域に根付き、あるべき調剤薬局の姿に結びつくことが喜びとなり、また私たちの誇りとなるよう日々精進致します。
問合せ:久万調剤薬局
久万32番地2
【電話】50-0120
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自宅で安心して過ごせるようサポート
地域包括支援センター
【電話】50-0230(役場保健福祉課内)