- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県鬼北町
- 広報紙名 : 広報きほく 令和7年7月号
■未来の農業を支える学生に向けて
◎愛媛県立農業大学校2年生視察
5月7日(水)愛媛県立農業大学校2年生が6次化産業の学習で、鬼北町の事業所を視察しました。午前中に株式会社あう農園、午後からは株式会社あかまつ農園を訪れ、農業を始めたきっかけや思い、社会情勢と農業経営の関わり、今後の展望等について話を伺いました。
株式会社あう農園の有田さんから『何事も積極的に関心を持って。失敗は怖いけど、人を成長させる。こだわりをもって携わってほしい。』とエールが贈られました。
■一つ一つ丁寧に心を込めて
◎泉公民館・泉小学校共同ふれあい農園事業
5月13日(火)に泉小学校で田植えが行われました。泉公民館・泉小学校共同で、老人クラブ泉支部、鬼北町農業公社、地域有志の方々のご協力のもと、地域の方にお借りしている田んぼ200平方メートルに赤米・黒米の古代米を手植えしました。
上級生が低学年の手助けをしながら丁寧に植えました。手植えの大変さや自然と触れ合う楽しさを学ぶことができるふれあい農園事業は、児童と地域とが交流できる良い機会です。秋頃の収穫を楽しみに、苗の成長を見守ります。
■今年の優勝旗はどのチームに⁉
◎第21回鬼北町ナイターソフトボール大会
5月13日(火)に第21回ナイターソフトボール大会の開幕式が行われ、町内10チームが集結しました。主催者挨拶では、兵頭町長から「町内ジュニアチームが全国大会で、初回ノーヒットノーランを達成し、大人から子どもまでソフトボール・野球文化を守っている。長期間での試合になるが、ケガをしないように頑張ってほしい。」と激励の言葉が贈られました。
10月上旬頃まで続く今大会では各チームが団結し、楽しく真剣に大会に臨みます。選手たちの熱い戦いが始まります。
■グラウンドに響く声援と力強い走り
◎各小学校・各地区運動会
5月18日(日)に好藤、愛治、三島、泉の各小学校で運動会が開催され、児童と地域が交流できる運動会となりました。好藤運動会では『運動会 みんなでがんばり 金メダル』のスローガンのもと、児童の響きわたる掛け声と、地域の皆さんの楽しむ姿が輝いた運動会となりました。
各小学校の行事で、地域と学び交流をする機会が多くあります。日頃から児童を見守り、安全に学校生活を送れることの感謝の気持ちを込めて、運動会では地域の皆さんに向けて児童からお礼の言葉が贈られました。
■移住者確保に向けて
◎愛あるえひめ暮らしフェア
5月24日(土)に東京交通会館で『愛あるえひめ暮らしフェアin東京』が開催されました。移住を検討しているご夫婦・ご家族・単身者の約10名が鬼北町ブースに足を運んでいただきました。鬼北町の紹介や近隣市町へのアクセスなどそれぞれの方にあった案内を行い、また、これまでの経験から起業をしたいと考える方には、鬼北町で受けることができるサポートについて説明しました。
毎年5回ほど移住フェアに参加しています。次回は8月上旬に行われます。
■サッカーを通じてプロ選手と交流
◎愛媛FC選手学校訪問
5月28日(水)に愛媛FC選手の辻周吾選手(写真右)、行友翔哉選手(写真左)が近永小学校を訪問し、6年生とボールを使ったゲームを行い交流を深めました。交流会後にはサイン会が開催され、FCユニフォームを準備していた児童たちが、サインをもらっていました。
7月の愛媛FCホームゲームは、6日(日)19時から、ニンジニアスタジアムでモンテディオ山形戦です。ぜひ皆さんで応援して愛媛FCを盛り上げましょう。
■地域の特徴を活かした訓練で災害に備える
◎消防団夏季訓練
6月1日(日)に鬼北町消防団夏季訓練が実施され、分団ごとに機械器具点検や救急救命講習、土嚢作成、ポンプ操法、ロープワークなどが行われました。
今年は猛暑を避けて6月に実施となった訓練では、団員の真剣な眼差しと、先輩団員が若手団員にロープワークを教える姿がありました。訓練を見学して「訓練の様子を見て、いざという時に安心できる訓練だった。大雨・台風などの災害が多くなる時期であるため、自身の安全を確保しながら活動をしてほしい。」と講評がありました。
■未来の代表を決める選挙権
◎自身の意見を一票に
6月9日(月)に北宇和高等学校3年生を対象に主権者教育講座が行われました。授業の前半に愛媛県選挙管理委員会から、『なぜ選挙があるのか。暮らしと政治のかかわり』について説明があり、後半には鬼北町選挙管理委員会立会いのもと模擬投票が行われ、選挙会場での流れを確認しました。
10代・20代の投票率が低いと言われていますが、今回の授業では「よくわからないけど投票はした方がいいと思う。」という意見が多くありました。7月に行われる予定の選挙では、まだ選挙権がない生徒もいますが、今回の講座で、よりよい生活・未来を考えるきっかけになったのでないでしょうか。