- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県鬼北町
- 広報紙名 : 広報きほく 令和7年8月号
《きほくの地域福祉を伝えるコーナー》
―障がいへの理解をすすめ、共生社会の実現を目指す―
■ヘルプマークを知っていますか?
◇ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方又は妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、平成24年に東京都が作成し、その後、平成29年7月にJIS規格に登録され、全国共通のマークとなりました。現在、全都道府県で導入されています。
◇ヘルプマークをつけた方を見かけたら
(1)電車・バスの中で、席をお譲りいただくなどの配慮をお願いします。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、吊革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
(2)駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
(3)災害時は、安全に非難するための支援をお願いします。
視覚や聴覚に障害があり、状況把握が難しい方、肢体(手足と体のこと)に障がいがあり、自力での迅速な避難が困難な方など様々な方がおられます。
◆鬼北町での配布場所は、役場町民生活課福祉係です。