- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県鬼北町
- 広報紙名 : 広報きほく 令和7年10月号
■睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が止まる病気です。10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上あると診断されます。原因の多くは、肥満などで気道が狭くなることです。主な症状は、大きないびき、日中の強い眠気、集中力低下、起床時の頭痛などです。SASを放置すると、高血圧や糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの合併症リスクが高まります。
SASは、自宅での夜間血中酸素濃度測定による簡易検査、睡眠時ポリグラフによる精密検査で診断されます。治療としては陽圧式人工呼吸器によるCPAP療法やマウスピースの装着、生活習慣の改善などがあります。
当院にても検査、治療を行っておりますので、いびきや眠気に心当たりのある場合は当院内科までご相談ください。
